第6章 クラスターからの Operator の削除

以下では、Web コンソールまたは CLI のいずれかを使用してクラスターから Operator を削除する方法について説明します。

6.1. Web コンソールの使用によるクラスターからの Operator の削除

クラスター管理者は Web コンソールを使用して、選択した namespace からインストールされた Operator を削除できます。

前提条件

  • cluster-admin パーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスター Web コンソールにアクセスできること。

手順

  1. OperatorsInstalled Operators ページからスクロールするか、または Filter by name にキーワードを入力して必要な Operator を見つけます。次に、それをクリックします。
  2. Operator Details ページの右側で、Actions ドロップダウンメニューから Uninstall Operator を選択します。

    Uninstall Operator? ダイアログボックスが表示され、以下の内容が伝えられます。Operator を削除してもそのカスタムリソース定義または管理リソースは削除されません。Operator がクラスターにアプリケーションをデプロイしているか、またはクラスター外のリソースを設定している場合、それらは引き続き実行され、手動でクリーンアップする必要があります。

    Operator、Operator デプロイメントおよび Pod はこのアクションで削除されます。CRD および CR を含む Operator によって管理されるリソースは削除されません。Web コンソールは、一部の Operator のダッシュボードおよびナビゲーションアイテムを有効にします。Operator のアンインストール後にこれらを削除するには、Operator CRD を手動で削除する必要があります。

  3. Uninstall を選択します。この Operator は実行を停止し、更新を受信しなくなります。