第2章 メータリングのインストール

メータリングをクラスターにインストールする前に、以下のセクションを確認します。

メータリングのインストールを開始するには、まず OperatorHub からメータリング Operator をインストールします。次に、ここで MeteringConfig という CustomResource を作成してメータリングのインスタンスを設定します。メータリング Operator をインストールすると、ドキュメントのサンプルを使用して変更できるデフォルトの MeteringConfig が作成されます。MeteringConfig を作成したら、メータリングスタックをインストールします。最後に、インストールを検証します。

2.1. 前提条件

メータリングには、以下のコンポーネントが必要です。

  • 永続ボリュームプロビジョニング用の StorageClass。メータリングは、数多くのストレージソリューションをサポートします。
  • 4GB メモリー、4 CPU コアが利用できるクラスター容量と、2 CPU コアと 2GB メモリーの容量を持つ 1 つ以上のノード。
  • メータリングによってインストールされている最大規模の単一 Pod に必要な最小リソースは 2GB のメモリーと 2 CPU コアです。

    • メモリーおよび CPU の消費量はこれより低くなることがありますが、レポートの実行時や大規模なクラスターのデータの収集時には、消費量は急上昇します。