12.7. ライブマイグレーションポリシーの設定

ライブマイグレーションポリシーを使用して、指定した仮想マシンインスタンス (VMI) のグループに対して、さまざまな移行設定を定義できます。

重要

ライブマイグレーションポリシーは、テクノロジープレビュー機能のみとなります。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

Web コンソールを使用してライブマイグレーションポリシーを設定するには、MigrationPolicies ページのドキュメント を参照してください。

12.7.1. コマンドラインからのライブマイグレーションポリシーの設定

MigrationPolicy カスタムリソース定義 (CRD) を使用して、選択した仮想マシンインスタンス (VMI) の 1 つ以上のグループの移行ポリシーを定義します。

次の任意の組み合わせを使用して、VMI のグループを指定できます。

  • sizeosgpu、およびその他の VMI ラベルなどの仮想マシンインスタンスラベル。
  • prioritybandwidthhpc-workload、およびその他の namespace ラベルなどの namespace ラベル。

ポリシーを特定の VMI グループに適用するには、VMI グループのすべてのラベルがポリシーのラベルと一致する必要があります。

注記

複数のライブマイグレーションポリシーが VMI に適用される場合は、一致するラベルの数が最も多いポリシーが優先されます。複数のポリシーがこの基準を満たす場合、ポリシーは一致するラベルキーの辞書式順序でソートされ、その順序の最初のポリシーが優先されます。

手順

  1. 指定した VMI グループの MigrationPolicy CRD を作成します。次の YAML の例では、ラベル hpc-workloads:truexyz-workloads-type: ""workload-type: db、および operating-system: "" でグループを設定します。

    apiVersion: migrations.kubevirt.io/v1beta1
    kind: MigrationPolicy
    metadata:
      name: my-awesome-policy
    spec:
      # Migration Configuration
      allowAutoConverge: true
      bandwidthPerMigration: 217Ki
      completionTimeoutPerGiB: 23
      allowPostCopy: false
    
      # Matching to VMIs
      selectors:
        namespaceSelector: 1
          hpc-workloads: "True"
          xyz-workloads-type: ""
        virtualMachineInstanceSelector: 2
          workload-type: "db"
          operating-system: ""
    1
    namespace ラベルを使用して VMI のグループを定義するには、namespaceSelector を使用します。
    2
    VMI ラベルを使用して VMI のグループを定義するには、virtualMachineInstanceSelector を使用します。