34.3. MetalLB のアップグレード
現在、MetalLB Operator のバージョン 4.10 以前のバージョンを実行している場合、4.10 以降のバージョンへの自動更新は機能しないことに注意してください。4.11 以降の任意のバージョンの MetalLB Operator から新しいバージョンへのアップグレードは成功します。たとえば、バージョン 4.12 からバージョン 4.13 へのアップグレードはスムーズに行われます。
4.10 以前からの MetalLB Operator のアップグレード手順の概要は次のとおりです。
-
インストールされている MetalLB Operator バージョン (4.10 など) を削除します。namespace と
metallbカスタムリソースが削除されていないことを確認してください。 - CLI を使用して、以前のバージョンの MetalLB Operator がインストールされていた namespace に MetalLB Operator 4.13 をインストールします。
この手順は、標準の簡単な方法に従う MetalLB Operator の自動 z ストリーム更新には適用されません。
MetalLB Operator を 4.10 以前からアップグレードする詳細な手順については、次のガイダンスを参照してください。
34.3.1. Web コンソールを使用してクラスターから MetalLB Operator を削除
クラスター管理者は Web コンソールを使用して、選択した namespace からインストールされた Operator を削除できます。
前提条件
-
cluster-adminパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスター Web コンソールにアクセスできること。
手順
- Operators → Installed Operators ページに移動します。
- MetalLB Operator を検索します。次に、それをクリックします。
Operator Details ページの右側で、Actions ドロップダウンメニューから Uninstall Operator を選択します。
Uninstall Operator? ダイアログボックスが表示されます。
Uninstall を選択し、Operator、Operator デプロイメント、および Pod を削除します。この操作を実行すると、Operator は実行を停止し、更新を受信しなくなります。
注記このアクションは、カスタムリソース定義 (CRD) およびカスタムリソース (CR) など、Operator が管理するリソースは削除されません。Web コンソールおよび継続して実行されるクラスター外のリソースによって有効にされるダッシュボードおよびナビゲーションアイテムには、手動でのクリーンアップが必要になる場合があります。Operator のアンインストール後にこれらを削除するには、Operator CRD を手動で削除する必要があります。
34.3.2. CLI を使用してクラスターから MetalLB Operator を削除
クラスター管理者は CLI を使用して、選択した namespace からインストールされた Operator を削除できます。
前提条件
-
cluster-adminパーミッションを持つアカウンを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。 -
ocコマンドがワークステーションにインストールされていること。
手順
currentCSVフィールドでサブスクライブされた MetalLB Operator の現在のバージョンを確認します。$ oc get subscription metallb-operator -n metallb-system -o yaml | grep currentCSV
出力例
currentCSV: metallb-operator.4.10.0-202207051316
サブスクリプションを削除します。
$ oc delete subscription metallb-operator -n metallb-system
出力例
subscription.operators.coreos.com "metallb-operator" deleted
直前の手順で
currentCSV値を使用し、ターゲット namespace の Operator の CSV を削除します。$ oc delete clusterserviceversion metallb-operator.4.10.0-202207051316 -n metallb-system
出力例
clusterserviceversion.operators.coreos.com "metallb-operator.4.10.0-202207051316" deleted
34.3.3. MetalLB Operator のアップグレード
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスします。
手順
metallb-systemnamespace がまだ存在することを確認します。$ oc get namespaces | grep metallb-system
出力例
metallb-system Active 31m
metallbカスタムリソースがまだ存在することを確認します。$ oc get metallb -n metallb-system
出力例
NAME AGE metallb 33m
CLI を使用した OperatorHub からのインストールに記載されたガイダンスに従い、MetalLB Operator の最新の 4.13 バージョンをインストールします。
注記MetalLB Operator の最新の 4.13 バージョンをインストールする場合、以前にインストールしたのと同じ namespace に Operator をインストールする必要があります。
Operator のアップグレードされたバージョンが 4.13 バージョンになったことを確認します。
$ oc get csv -n metallb-system
出力例
NAME DISPLAY VERSION REPLACES PHASE metallb-operator.4.4.13.0-202207051316 MetalLB Operator 4.4.13.0-202207051316 Succeeded