5.4. テクノロジープレビューの機能

現在、今回のリリースに含まれる機能にはテクノロジープレビューのものがあります。これらの実験的機能は、実稼働環境での使用を目的としていません。これらの機能に関しては、Red Hat カスタマーポータルの以下のサポート範囲を参照してください。

テクノロジープレビュー機能のサポート範囲

  • Tekton Tasks Operator (TTO) は、OpenShift Virtualization を Red Hat OpenShift Pipelines と統合 するようになりました。TTO には、次のことを可能にするクラスタータスクとサンプルパイプラインが含まれています。

    • 仮想マシン (VM)、永続ボリューム要求 (PVC)、およびデータボリュームを作成および管理します。
    • 仮想マシンでコマンドを実行します。
    • libguestfs ツールを使用してディスクイメージを操作します。
    • Windows インストールイメージ (ISO ファイル) から新しいデータボリュームに Windows 10 をインストールします。
    • 基本的な Windows 10 インストールをカスタマイズしてから、新しいイメージとテンプレートを作成します。
  • Microsoft Windows 11 をゲスト OS として使用できるようになりました。ただし、OpenShift Virtualization 4.12 は、BitLocker リカバリーの重要な機能に必要な USB ディスクをサポートしていません。回復キーを保護するには、BitLocker recovery guide で説明されている他の方法を使用します。
  • 帯域幅の使用率、並列移行の最大数、タイムアウトなどの特定のパラメーターを使用してライブマイグレーションポリシーを作成し、仮想マシンと namespace のラベルを使用して、仮想マシンのグループにポリシーを適用できます。