10.7. マシン設定プールの一時停止の解除

OpenShift Container Platform の更新が完了したら、カスタムマシン設定プール (MCP) の一時停止を 1 つずつ解除します。MCP の一時停止を解除すると、Machine Config Operator(MCO) はその MCP に関連付けられたノードを更新できます。

手順

  1. 一時停止を解除する MCP にパッチを適用します。

    $ oc patch mcp/<mcp_name> --patch '{"spec":{"paused":false}}' --type=merge

    以下に例を示します。

    $  oc patch mcp/workerpool-canary --patch '{"spec":{"paused":false}}' --type=merge

    出力例

    machineconfigpool.machineconfiguration.openshift.io/workerpool-canary patched

  2. オプション: 次のいずれかの方法を使用して、更新の進行状況を確認します。

    1. Web コンソールから AdministrationCluster settings をクリックして進行状況を確認します。
    2. 次のコマンドを実行して進行状況を確認します。

      $ oc get machineconfigpools
  3. 更新されたノードでアプリケーションをテストし、想定通りに機能していることを確認します。
  4. 他の一時停止中の MCP についても、1 つずつこのプロセスを繰り返します。
注記

更新されたノードでアプリケーションが機能しないなどの障害が発生した場合は、プール内のノードを遮断してドレイン (解放) できます。これにより、アプリケーション Pod が他のノードに移動され、アプリケーションのサービス品質を維持できます。この最初の MCP は追加の容量よりも大きくすることはできません。