5.2. 関連情報

5.2.1. 監査ログの収集

システムに影響を与えた一連のアクティビティーを個別のユーザー、管理者その他システムのコンポーネント別に記述したセキュリティー関連の時系列のレコードを提供する、監査ログを収集できます。以下に関する監査ログを収集できます。

  • etcd サーバー
  • Kubernetes API サーバー
  • OpenShift OAuth API サーバー
  • OpenShift API サーバー

手順

  1. -- /usr/bin/gather_audit_logs を指定して oc adm must-gather コマンドを実行します。

    $ oc adm must-gather -- /usr/bin/gather_audit_logs
  2. 作業ディレクトリーに作成された must-gather ディレクトリーから圧縮ファイルを作成します。たとえば、Linux オペレーティングシステムを使用するコンピューターで以下のコマンドを実行します。

    $ tar cvaf must-gather.tar.gz must-gather.local.472290403699006248 1
    1
    must-gather-local.472290403699006248 は、実際のディレクトリー名に置き換えます。
  3. Red Hat カスタマーポータルの カスタマーサポート ページ で、圧縮ファイルをサポートケースに添付します。

5.2.2. ネットワークログの収集

クラスター内のすべてのノードでネットワークログを収集できます。

手順

  1. -- gather_network_logs を指定して oc adm must-gather コマンドを実行します。

    $ oc adm must-gather -- gather_network_logs
  2. 作業ディレクトリーに作成された must-gather ディレクトリーから圧縮ファイルを作成します。たとえば、Linux オペレーティングシステムを使用するコンピューターで以下のコマンドを実行します。

    $ tar cvaf must-gather.tar.gz must-gather.local.472290403699006248 1
    1
    must-gather-local.472290403699006248 は、実際のディレクトリー名に置き換えます。
  3. Red Hat カスタマーポータルの カスタマーサポート ページ で、圧縮ファイルをサポートケースに添付します。