1.2. OpenShift Container Platform クラスターでサポートされるプラットフォーム
OpenShift Container Platform バージョン 4.12 では、インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用するクラスターの場合、以下のプラットフォームにインストールできます。
- Alibaba Cloud
- Amazon Web Services (AWS)
- ベアメタル
- Google Cloud Platform (GCP)
- IBM Cloud® VPC
- Microsoft Azure
- Microsoft Azure Stack Hub
- Nutanix
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP)
- OpenShift Container Platform の最新リリースは、最新の RHOSP のロングライフリリースおよび中間リリースの両方をサポートします。RHOSP リリースの互換性についての詳細は、OpenShift Container Platform on RHOSP support matrix を参照してください。
- VMware Cloud (VMC) on AWS
- VMware vSphere
これらのクラスターの場合、インストールプロセスを実行するコンピューターを含むすべてのマシンが、プラットフォームコンテナーのイメージをプルし、Telemetry データを Red Hat に提供できるようインターネットに直接アクセスできる必要があります。
インストール後は、以下の変更はサポートされません。
- クラウドプロバイダープラットフォームの混在。
- クラウドプロバイダーコンポーネントの混在。たとえば、クラスターをインストールしたプラットフォーム上の別のプラットフォームから永続ストレージフレームワークを使用します。
OpenShift Container Platform 4.12 では、ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用するクラスターの場合、以下のプラットフォームにインストールできます。
- AWS
- Azure
- Azure Stack Hub
- ベアメタル
- GCP
- IBM Power
- IBM Z または IBM® LinuxONE
RHOSP
- OpenShift Container Platform の最新リリースは、最新の RHOSP のロングライフリリースおよび中間リリースの両方をサポートします。RHOSP リリースの互換性についての詳細は、OpenShift Container Platform on RHOSP support matrix を参照してください。
- VMware Cloud on AWS
- VMware vSphere
プラットフォームでサポートされているケースに応じて、user-provisioned infrastructure でインストールを実行できます。これにより、完全なインターネットアクセスでのマシンの実行、プロキシーの背後へのクラスターの配置、非接続インストールの実行が可能になります。
非接続インストールでは、クラスターのインストールに必要なイメージをダウンロードして、ミラーレジストリーに配置し、そのデータを使用してクラスターをインストールできます。vSphere またはベアメタルインフラストラクチャー上での非接続インストールでは、プラットフォームコンテナーのイメージをプルするためにインターネットにアクセスする必要がありますが、クラスターマシンはインターネットへの直接のアクセスを必要としません。
OpenShift Container Platform 4.x Tested Integrations のページには、各種プラットフォームの統合テストについての詳細が記載されています。
関連情報
- それぞれのサポートされているプラットフォームで利用できるインストールのタイプについての詳細は、各種プラットフォームのサポートされているインストール方法 を参照してください。
- インストール方法の選択と必要なリソースの準備については、クラスターインストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を参照してください。