6.9. ImageStreamImport によるマニフェストリストのインポート

ImageStreamImport リソースを使用して、イメージマニフェストを検索し、他のコンテナーイメージレジストリーからクラスターにインポートできます。個々のイメージまたはイメージリポジトリー全体をインポートできます。

次の手順を使用して、importMode 値を指定し、ImageStreamImport オブジェクトを介してマニフェストリストをインポートします。

手順

  1. ImageStreamImport YAML ファイルを作成し、マニフェストリストとしてインポートするタグの importMode パラメーターを PreserveOriginal に設定します。

    apiVersion: image.openshift.io/v1
    kind: ImageStreamImport
    metadata:
      name: app
      namespace: myapp
    spec:
      import: true
      images:
      - from:
          kind: DockerImage
          name: <registry>/<user_name>/<image_name>
        to:
          name: latest
        referencePolicy:
          type: Source
        importPolicy:
          importMode: "PreserveOriginal"
  2. 次のコマンドを実行して ImageStreamImport を作成します。

    $ oc create -f <your_imagestreamimport.yaml>

6.9.1. importMode 設定フィールド

次の表では、importMode 値に使用できる設定フィールドについて説明します。

パラメーター説明

Legacy

importMode のデフォルト値。アクティブな場合、マニフェストリストは破棄され、単一のサブマニフェストがインポートされます。プラットフォームは、以下の優先順位で選択されます。

  1. タグのアノテーション
  2. コントロールプレーンアーキテクチャー
  3. Linux/AMD64
  4. 一覧の最初のマニフェスト

PreserveOriginal

アクティブな場合、元のマニフェストが保持されます。マニフェスト一覧の場合は、マニフェストの一覧とそのすべてのサブマニフェストがインポートされます。