4.9. アプリケーションリソースおよびデプロイメントのヘルス情報のモニターリング
OpenShift Container Platform Web コンソールの Developer パースペクティブにある Red Hat OpenShift GitOps Environments ページには、成功したアプリケーション環境のデプロイメントのリスト、および各デプロイメントのリビジョンへのリンクが表示されます。
OpenShift Container Platform Web コンソールの Developer パースペクティブの Application environments ページには、ルート、同期ステータス、デプロイメント設定、デプロイメント履歴などのアプリケーションリソースの正常性ステータスが表示されます。
OpenShift Container Platform Web コンソールの Developer パースペクティブの環境ページは、Red Hat OpenShift GitOps Application Manager コマンドラインインターフェイス (CLI) の kam
から分離されています。環境が OpenShift Container Platform Web コンソールの Developer パースペクティブに表示されるように、kam
を使用して、Application Environment マニフェストを生成する必要はありません。独自のマニフェストを使用できますが、環境は引き続き namespace で表す必要があります。さらに、特定のラベルとアノテーションが必要です。
4.9.1. ヘルス情報の確認
Red Hat OpenShift GitOps Operator は、GitOps バックエンドサービスを openshift-gitops
namespace にインストールします。
前提条件
- Red Hat OpenShift GitOps Operator は OperatorHub からインストールされます。
- アプリケーションが Argo CD によって同期されていることを確認します。
手順
- Developer パースペクティブの下の Environments をクリックします。Environments ページには、Environment status と共にアプリケーションの一覧が表示されます。
- Environment status 列の下のアイコンの上にマウスをかざすと、すべての環境の同期ステータスが表示されます。
- 一覧からアプリケーション名をクリックし、特定のアプリケーションの詳細を表示します。
Application environments ページで、Overview タブの Resources セクションにアイコンが表示されている場合は、アイコンにカーソルを合わせると、ステータスの詳細が表示されます。
- ひびの入ったハートは、リソースの問題によってアプリケーションのパフォーマンスが低下したことを示します。
- 黄色の逆三角形は、リソースの問題により、アプリケーションの正常性に関するデータが遅れたことを示します。
- アプリケーションのデプロイメント履歴を表示するには、Deployment History タブをクリックします。このページには、Last deployment、Description (コミットメッセージ)、Environment、Author、および Revision などの詳細が含まれます。