7.8.2. Source-to-Image 診断データの収集

S2I ツールは、ビルド Pod とデプロイメント Pod を順番に実行します。デプロイメント Pod は、ビルドステージで作成されたアプリケーションコンテナーイメージに基づいてアプリケーション Pod をデプロイします。S2I プロセスで障害が発生する場所を判別するために、ビルド、デプロイメント、およびアプリケーション Pod のステータスを監視します。次に、これに応じて診断データを収集します。

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
  • API サービスが機能している。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. S2I プロセス全体での Pod のステータスを確認し、障害が発生するステージを判別します。

    $ oc get pods -w  1
    1
    -w を使用して、Ctrl+C を使用してコマンドを終了するまで Pod で変更の有無を監視します。
  2. 障害のある Pod のログでエラーの有無を確認します。

    • ビルド Pod が失敗する場合、ビルド Pod のログを確認します。

      $ oc logs -f pod/<application_name>-<build_number>-build
      注記

      または、oc logs -f bc/<application_name> を使用して、ビルド設定のログを確認できます。ビルド設定のログには、ビルド Pod からのログが含まれます。

    • デプロイメント Pod が失敗する場合、デプロイメント Pod のログを確認します。

      $ oc logs -f pod/<application_name>-<build_number>-deploy
      注記

      または、oc logs -f dc/<application_name> を使用して、デプロイメント設定のログを確認できます。これにより、デプロイメント Pod が正常に実行されるまで、デプロイメント Pod からログが出力されます。デプロイメント Pod の完了後に実行すると、コマンドはアプリケーション Pod からログを出力します。デプロイメント Pod の完了後も、oc logs -f pod/<application_name>-<build_number>-deploy を実行してログにアクセスできます。

    • アプリケーション Pod が失敗した場合や、アプリケーションが実行中のアプリケーション Pod 内で予想通りに動作しない場合、アプリケーション Pod のログを確認します。

      $ oc logs -f pod/<application_name>-<build_number>-<random_string>