1.25. Logging 5.5.1

このリリースには OpenShift Logging バグ修正リリース 5.5.1 が含まれます。

1.25.1. 機能強化

  • 今回の機能拡張により、Logging Console プラグインが使用されている場合に、Aggregated Logs タブが OpenShift Container Platform Web コンソールの Pod Details ページに追加されました。この拡張機能は OpenShift Container Platform 4.10 以降でのみ利用できます。(LOG-2647)
  • 今回の拡張機能により、ログ転送の出力オプションとして Google Cloud Logging が追加されました。(LOG-1482)

1.25.2. バグ修正

  • 今回の更新以前は、Operator は Pod が準備状態にあることを確認しないことが原因で、クラスターの再起動時にクラスターが動作不能な状態になりました。今回の更新により、Operator は、再起動中に新しい Pod を準備完了としてマークしてから新しい Pod に移動を続けることで、問題を解決します。(LOG-2745)
  • 今回の更新以前は、Fluentd は Kubernetes プラットフォームがログファイルをローテーションしたことを認識しない場合があり、ログメッセージを読み取らなくなっていました。今回の更新で、アップストリームの開発チームが提案する設定パラメーターを設定することにより修正されています。(LOG-2995)
  • 今回の更新以前は、複数行のエラー検出機能が追加されたことが原因で、内部ルーティングが変更され、レコードが間違った宛先に転送されていました。今回の更新により、内部ルーティングが正しくなりました。(LOG-2801)
  • 今回の更新前は、OpenShift Container Platform Web コンソールの更新間隔を変更すると、Query フィールドが空の場合にはエラーが発生していました。今回の更新で、Query フィールドが空の場合に、間隔の変更が選択不可能になりました。(LOG-2917)

1.25.3. CVE