1.39. Logging 5.4.1

このリリースには、RHSA-2022:2216-OpenShift Logging Bug Fix Release 5.4.1 が含まれます。

1.39.1. バグ修正

  • この更新の前は、ログファイルメトリックエクスポーターは、エクスポーターの実行中に作成されたログのみを報告したため、ログの増加データが不正確になりました。この更新では、/var/log/pods をモニターすることでこの問題を解決しています。(LOG-2442)
  • この更新の前は、コレクターは、ログを fluentd の転送レシーバーに転送するときに古い接続を継続的に使用しようとしたため、ブロックされていました。このリリースでは、keepalive_timeout 値が 30 秒 (30s) に設定されているため、コレクターは接続をリサイクルし、適切な時間内に失敗したメッセージの送信を再試行します。(LOG-2534)
  • この更新の前は、ログを読み取るためのテナンシーを強制するゲートウェイコンポーネントのエラーにより、Kubernetes namespace を持つログへのアクセスが制限され、監査ログと一部のインフラストラクチャーログが読み取れなくなることがありました。この更新により、プロキシーは管理者アクセス権を持つユーザーを正しく検出し、namespace なしでログへのアクセスを許可します。(LOG-2448)
  • 今回の更新の前は、system:serviceaccount:openshift-monitoring:prometheus-k8s サービスアカウントには、clusterrole および clusterrolebinding としてクラスターレベルの特権がありました。今回の更新により、ロールとロールバインディングを持つ openshift-logging namespace にサービスアカウントが制限されます。(LOG-2437)
  • この更新の前は、Linux 監査ログの時間解析は、キーと値のペアの順序に依存していました。この更新により、時間エントリーを見つけるために正規表現を使用するように解析が変更されます。(LOG-2321)

1.39.2. CVE