概要

OpenShift Container Platform 4.10

OpenShift Container Platform の紹介

Red Hat OpenShift Documentation Team

概要

このドキュメントでは、OpenShift Container Platform 機能の概要について説明します。

第1章 OpenShift Container Platform 4.10 ドキュメント

公式の OpenShift Container Platform 4.10 ドキュメントへようこそ。このドキュメントでは、OpenShift Container Platform について説明しており、その機能について確認してみてください。

OpenShift Container Platform 4.10 ドキュメント内の移動は、以下のいずれかの方法を使用できます。

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アーキテクチャーセキュリティーとコンプライアンス から始めます。次に、リリースノート を参照してください。

1.1. クラスターインストーラーのアクティビティー

これらの OpenShift Container Platform インストールタスクを確認してください。

  • Red Hat Virtualization (RHV) にクラスターをインストールする: Red Hat Virtualization (RHV) にクラスターをデプロイするには、クイックインストール または カスタマイズありのインストール を使用します。
  • 制限付きのネットワークにクラスターをインストールする: AWSGCPvSphereIBM Z および LinuxONE with z/VMIBM Z および LinuxONE with RHEL KVMIBM Power、または ベアメタル 上のユーザーがプロビジョニングしたインフラストラクチャーを使用するクラスターが全インターネットにアクセスできない場合には OpenShift Container Platform インストールイメージをミラーリング して、制限されたネットワークにクラスターをインストールします。
  • 既存のネットワークにクラスターをインストールする: AWS または GCP で既存の Virtual Private Cloud (VPC) を使用する場合、または Azure で既存の VNet を使用する場合は、クラスターをインストールできます。
  • プライベートクラスターをインストールする: クラスターが外部インターネットアクセスを必要としない場合は、AWSAzure、または GCP にプライベートクラスターをインストールできます。クラウド API とインストールメディアにアクセスするには、引き続きインターネットアクセスが必要です。
  • インストールログを確認する: インストールログにアクセスして、OpenShift Container Platform 4.11 のインストール中に発生する問題を評価します。
  • OpenShift Container Platform にアクセスする: インストールプロセスの最後に出力された資格情報を使用して、コマンドラインまたは Web コンソールから OpenShift Container Platform クラスターにログインします。
  • Red Hat OpenShift Data Foundation をインストールする: Red Hat OpenShift Data Foundation を Operator としてインストールして、高度に統合され、単純化されたコンテナーの永続ストレージを管理できます。

1.2. 開発者のアクティビティー

OpenShift Container Platform を使用して、コンテナー化されたアプリケーションを開発し、デプロイできます。OpenShift Container Platform は、コンテナー化されたアプリケーションを開発し、デプロイするためのプラットフォームです。OpenShift Container Platform のドキュメントは、次の点で活用できます。

OpenShift Container Platform Web コンソールの 開発者 パースペクティブ を使用して、アプリケーションの作成およびデプロイ を行います。

トポロジー ビュー を使用して、アプリケーションの表示、ステータスの監視、コンポーネントの接続およびグループ化、ならびにコードベースの変更を行います。

  • ワークロードをバッキングサービスに接続する: Service Binding Operator を使用すると、アプリケーション開発者は、バインディングデータを自動的に収集してワークロードと共有することで、Operator が管理するバッキングサービスにワークロードを簡単にバインドできます。Service Binding Operator は、クラスター環境での不一致をなくす、一貫性のある宣言型のサービスバインディングメソッドを使用し、開発ライフサイクルを改善します。
  • 開発者 CLI ツール (odo) を使用する: odo CLI ツールにより、開発者は単一またはマルチコンポーネントのアプリケーションを簡単に作成でき、デプロイメント、ビルド、およびサービスルート設定を自動化できます。odo は複雑な Kubernetes および OpenShift Container Platform の概念を抽象化し、アプリケーションの開発に集中できるようにします。
  • CI/CD パイプラインを作成する: パイプラインは、分離されたコンテナーで実行されるサーバーレス、クラウドネイティブ、継続的インテグレーション、および継続的デプロイメントシステムです。パイプラインは、標準の Tekton カスタムリソースを使用してデプロイメントを自動化し、マイクロサービスベースのアーキテクチャーで機能する分散型チーム向けに設計されています。
  • インフラストラクチャーとアプリケーションの設定を管理する: GitOps は、クラウドネイティブアプリケーションの継続的デプロイメントを実装するための宣言的な方法です。GitOps は、インフラストラクチャーおよびアプリケーションの定義をコードとして定義します。次に、このコードを使用して複数のワークスペースおよびクラスターを管理し、インフラストラクチャーおよびアプリケーション設定の作成を単純化します。GitOps も、速いペースで複雑なデプロイメントを処理して自動化し、デプロイメントおよびリリースサイクルでの時間を節約します。
  • Helm チャートをデプロイする: Helm は、アプリケーションやサービスの OpenShift Container Platform クラスターへのデプロイメントを単純化するソフトウェアパッケージマネージャーです。Helm はチャートというパッケージ形式を使用します。Helm チャートは、OpenShift Container Platform リソースを記述するファイルのコレクションです。
  • イメージビルドを理解する: さまざまな種類のソースマテリアル (Git リポジトリー、ローカルバイナリー入力、および外部アーティファクトなどの場所) が含まれる各種のビルドストラテジー (Docker、S2I、カスタム、およびパイプライン) から選択します。次に、基本的なビルドから高度なビルドまで、ビルドタイプの例に従います。
  • コンテナーイメージを作成する: コンテナーイメージは、OpenShift Container Platform(および Kubernetes) アプリケーションで最も基本的なビルディングブロックです。イメージストリームを定義すると、開発の進捗に応じて、イメージの複数のバージョンを 1 つの場所に集約できます。S2I コンテナーを使用すると、Ruby、Node.js、Python などの特定タイプのコードを実行するように設定されたベースコンテナーに、ソースコードを挿入することができます。
  • デプロイメントを作成する: Deployment および DeploymentConfig オブジェクトを使用して、アプリケーションの詳細な管理を行います。Workloads ページまたは OpenShift CLI (oc) を使用して デプロイメントを管理しますローリング、再作成、およびカスタム デプロイメントストラテジーについて理解します。
  • テンプレートを作成する: 既存のテンプレートを使用するか、アプリケーションのビルドまたはデプロイ方法を記述する独自のテンプレートを作成します。テンプレートは、イメージと説明、パラメーター、レプリカ、公開されたポートおよびアプリケーションの実行またはビルド方法を定義するその他のコンテンツを組み合わせることができます。
  • Operator について理解する: Operator は、OpenShift Container Platform 4.10 でクラスターアプリケーションを作成するのに推奨される方法です。Operator Framework について、またインストールされた Operator を使用してアプリケーションをプロジェクトにデプロイする方法について説明します。
  • Operator を開発する: Operator は、OpenShift Container Platform 4.10 でクラスターアプリケーションを作成するのに推奨される方法です。Operator の構築、テスト、およびデプロイのワークフローについて説明します。次に、Ansible または Helm に基づいて独自の Operator を作成する、または Operator SDK を使用して ビルトイン Prometheus モニタリング を設定します。
  • REST API リファレンス: OpenShift Container Platform のアプリケーションプログラミングインターフェイスエンドポイントについて確認します。

1.3. クラスター管理者のアクティビティー

マシンの管理、ユーザーへのサービス提供、監視およびログのレポートの追跡を行います。このドキュメントは次の点で活用できます。

  • OpenShift Container Platform の管理を理解する: OpenShift Container Platform 4.10 コントロールプレーンのコンポーネントについて確認します。OpenShift Container Platform コントロールプレーンおよびワーカーノードが マシン API および Operator によりどのように管理および更新されるかについて把握します。

1.3.1. クラスターコンポーネントの管理

1.3.2. クラスターコンポーネントの変更

  • OpenShift Update Service の理解: 切断された環境で OpenShift Container Platform の更新を推奨するためのローカル OpenShift Update Service のインストールと管理について学びます。

1.3.3. クラスターの監視

第2章 OpenShift Container Platform について

以下のセクションには、OpenShift Container Platform およびその使用に関する有用な情報を記載しています。

2.1. アーキテクト

2.2. クラスター管理者

2.3. アプリケーションサイトリライアビリティーエンジニア (App SRE)

2.4. 開発者

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