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4.24. クラスターコンソールの設定

クラスターコンソールは Web コンソールのような Web インターフェイスですが、主に管理タスクに重点が置かれます。クラスターコンソールは Web コンソールと同じ共通の OpenShift Container Platform リソースの多くをサポートしますが、これにより、クラスターについてのメトリクスを表示したり、ノード、永続ボリューム、クラスターロール、およびカスタムリソース定義などの cluster スコープのリソースを管理したりすることができます。以下の変数は、クラスターコンソールをカスタマイズするために使用できます。

表4.13 クラスターコンソールのカスタマイズ変数

変数目的

openshift_console_install

クラスターコンソールをインストールするかどうかを決定します。true または false に設定できます。デフォルトは true です。

openshift_console_hostname

クラスターコンソールのホスト名を設定します。デフォルトを console.<openshift_master_default_subdomain> に設定します。この変数を変更する場合は、ホスト名がルーター経由でアクセスできることを確認してください。

openshift_console_cert

クラスターコンソールルートに使用するオプションの証明書です。これは、カスタムホスト名を使用している場合にのみ必要です。

openshift_console_key

クラスターコンソールルートに使用するオプションのキーです。これは、カスタムホスト名を使用している場合にのみ必要です。

openshift_console_ca

クラスターコンソールルートに使用するオプションの CA です。これは、カスタムホスト名を使用している場合にのみ必要です。

openshift_base_path

クラスターコンソールのオプションのベースパスです。設定される場合、/console/ のようにスラッシュで開始し、終了する必要があります。デフォルトで / に設定されます (ベースパスなし)。

openshift_console_auth_ca_file

OAuth サーバーに接続するために使用するオプションの CA ファイルです。デフォルトで /var/run/secrets/kubernetes.io/serviceaccount/ca.crt に設定されます。通常、この値は変更する必要はありません。CA ファイルが含まれる ConfigMap を作成し、これを openshift-console namespace の console Deployment に、指定した場所と同じ場所にマウントする必要があります。