Red Hat Training

A Red Hat training course is available for OpenShift Container Platform

4.14. グローバルプロキシーオプションの設定

ホストが外部ホストに接続するために HTTP または HTTPS プロキシーを使用する必要がある場合は、プロキシーを使用するためにマスター、Docker、ビルドなどの多数のコンポーネントを設定する必要があります。ノードサービスは外部アクセスを必要としないマスター API にのみ接続するため、プロキシーを使用するように設定する必要はありません。

この設定を単純化するため、クラスターまたはホストレベルで次の Ansible 変数を指定し、これらの設定を環境全体に均一に適用することができます。

注記

ビルド用のプロキシー環境の定義方法の詳細については、「グローバルビルドのデフォルトとオーバーライドの設定」を参照してください。

表4.9 クラスタープロキシー変数

変数目的

openshift_http_proxy

この変数はマスターおよび Docker デーモンの HTTP_PROXY 環境変数を指定します。

openshift_https_proxy

この変数は、マスターおよび Docker デーモンの HTTPS_PROXY 環境変数を指定します。

openshift_no_proxy

この変数は、マスターおよび Docker デーモンに NO_PROXY 環境変数を設定するために使用されます。定義されたプロキシーを使用しないホスト名、ドメイン名、またはワイルドカードホスト名のカンマ区切りの一覧を提供します。デフォルトでは、この一覧は、定義済みのすべての OpenShift Container Platform ホスト名の一覧で拡張されます。

定義されたプロキシーを使用しないホスト名には、以下が含まれます。

  • マスターおよびノードのホスト名。ドメインサフィックスを含める必要があります。
  • 他の内部ホスト名。ドメインサフィックスを含める必要があります。
  • etcd IP アドレス。etcd アクセスは IP アドレスで管理されるため、IP アドレスを指定する必要があります。
  • コンテナーイメージレジストリー IP アドレス。
  • Kubernetes IP アドレス。この値はデフォルトで 172.30.0.1 であり、指定している場合は openshift_portal_net パラメーター値になります。
  • cluster.local Kubernetes 内部ドメインサフィックス。
  • svc Kubernetes 内部ドメインサフィックス。

openshift_generate_no_proxy_hosts

このブール変数は、すべての定義済み OpenShift ホストの名前と *.cluster.local が自動的に NO_PROXY 一覧に追加されるかどうかを指定します。デフォルトは true です。 このオプションを上書きするには false に設定します。

openshift_builddefaults_http_proxy

この変数は、BuildDefaults 受付コントローラーを使用して、ビルドに挿入される HTTP_PROXY 環境変数を定義します。このパラメーターを定義せず、openshift_http_proxy パラメーターを定義する場合、openshift_http_proxy 値が使用されます。openshift_http_proxy の値を問わず、デフォルトの http プロキシーを無効にするには、openshift_builddefaults_http_proxy 値を False に設定します。

openshift_builddefaults_https_proxy

この変数は、BuildDefaults 受付コントローラーを使用して、ビルドに挿入される HTTPS_PROXY 環境変数を定義します。このパラメーターを定義せず、openshift_http_proxy パラメーターを定義する場合、openshift_https_proxy 値が使用されます。openshift_https_proxy の値を問わず、デフォルトの http プロキシーを無効にするには、openshift_builddefaults_https_proxy 値を False に設定します。

openshift_builddefaults_no_proxy

この変数は、BuildDefaults 受付コントローラーを使用して、ビルドに挿入される NO_PROXY 環境変数を定義します。openshift_no_proxy 値の種類を問わず、ビルドのデフォルトの no proxy 設定を無効にするには、openshift_builddefaults_no_proxy 値を False に設定します。

openshift_builddefaults_git_http_proxy

この変数は、ビルド時に git clone 操作で使用される HTTP プロキシーを定義します。これは、BuildDefaults 管理者コントローラーを使用して定義されます。openshift_http_proxy 値の種類を問わず、ビルド時に git clone 操作のデフォルトの http プロキシーを無効にするには、openshift_builddefaults_git _http_proxy 値を False に設定します。

openshift_builddefaults_git_https_proxy

この変数は、ビルド時に git clone 操作で使用される HTTPS プロキシーを定義します。これは BuildDefaults 受付コントローラーを使用して定義されます。openshift_https_proxy 値の種類を問わず、ビルド時に git clone 操作のデフォルトの https プロキシーを無効にするには、openshift_builddefaults_git_https_proxy 値を False に設定します。