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8.8.2. コミット後のビルドフックの設定

ビルド後のフックを設定する方法は複数あります。以下の例に出てくるすべての形式は同等で、bundle exec rake test --verbose を実行します。

  • シェルスクリプト:

    postCommit:
      script: "bundle exec rake test --verbose"

    script の値は、/bin/sh -ic で実行するシェルスクリプトです。上記のように単体テストを実行する場合など、シェルスクリプトがビルドフックの実行に適している場合に、これを使用します。たとえば、上記のユニットテストを実行する場合などです。イメージのエントリーポイントを制御するか、イメージに /bin/sh がない場合は、command および/または argsを使用します。

    注記

    CentOS や RHEL イメージでの作業を改善するために、追加で -i フラグが導入されましたが、今後のリリースで削除される可能性があります。

  • イメージエントリーポイントとしてのコマンド:

    postCommit:
      command: ["/bin/bash", "-c", "bundle exec rake test --verbose"]

    この形式では command は実行するコマンドで、Dockerfile 参照 に記載されている、実行形式のイメージエントリーポイントを上書きします。Command は、イメージに /bin/sh がない、またはシェルを使用しない場合に必要です。他の場合は、script を使用することが便利な方法になります。

  • デフォルトのエントリーポイントに渡す引数:

    postCommit:
      args: ["bundle", "exec", "rake", "test", "--verbose"]

    この形式では、args はイメージのデフォルトエントリーポイントに渡される引数一覧です。イメージのエントリーポイントは、引数を処理できる必要があります。

  • 引数を指定したシェルスクリプト:

    postCommit:
      script: "bundle exec rake test $1"
      args: ["--verbose"]

    引数を渡す必要があるが、シェルスクリプトで正しく引用するのが困難な場合に、この形式を使用します。上記の script では、$0 は "/bin/sh" で、$1$2 などは args の位置引数となります。

  • 引数のあるコマンド:

    postCommit:
      command: ["bundle", "exec", "rake", "test"]
      args: ["--verbose"]

    この形式は command に引数を追加するのと同じです。

注記

scriptcommand を同時に指定すると、無効なビルドフックが作成されてしまいます。

8.8.2.1. CLI の使用

oc set build-hook コマンドを使用して、ビルド設定のビルドフックを設定することができます。

コミット後のビルドフックとしてコマンドを設定します。

$ oc set build-hook bc/mybc \
    --post-commit \
    --command \
    -- bundle exec rake test --verbose

コミット後のビルドフックとしてスクリプトを設定します。

$ oc set build-hook bc/mybc --post-commit --script="bundle exec rake test --verbose"