Red Hat Training

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13.6.2. Pod が他のセキュアなレジストリーからイメージを参照できるようにする設定

.dockercfg ファイル (または新規 Docker クライアントの場合は $HOME/.docker/config.json) は、ユーザーがセキュア/非セキュアなレジストリーに事前にログインしている場合にそのユーザーの情報を保存する Docker 認証情報ファイルです。

OpenShift Container Platform の内部レジストリーにないセキュリティー保護されたコンテナーイメージをプルするには、Docker 認証情報で プルシークレット を作成し、これをサービスアカウントに追加する必要があります。

セキュリティー保護されたレジストリーの .dockercfg ファイルがある場合、以下を実行してそのファイルからシークレットを作成できます。

$ oc create secret generic <pull_secret_name> \
    --from-file=.dockercfg=<path/to/.dockercfg> \
    --type=kubernetes.io/dockercfg

または、$HOME/.docker/config.json ファイルがある場合は以下を実行します。

$ oc create secret generic <pull_secret_name> \
    --from-file=.dockerconfigjson=<path/to/.docker/config.json> \
    --type=kubernetes.io/dockerconfigjson

セキュリティー保護されたレジストリーの Docker 認証情報がない場合は、以下を実行してシークレットを作成できます。

$ oc create secret docker-registry <pull_secret_name> \
    --docker-server=<registry_server> \
    --docker-username=<user_name> \
    --docker-password=<password> \
    --docker-email=<email>

Pod のイメージをプルするためのシークレットを使用するには、そのシークレットをサービスアカウントに追加する必要があります。この例では、サービスアカウントの名前は Pod が使用するサービスアカウントの名前に一致している必要があります。 default はデフォルトのサービスアカウントです。

$ oc secrets link default <pull_secret_name> --for=pull

ビルドイメージのプッシュおよびプルにシークレットを使用するには、シークレットは Pod 内でマウント可能である必要があります。以下でこれを実行できます。

$ oc secrets link builder <pull_secret_name>

13.6.2.1. 委任された認証を使用したプライベートレジストリーからのプル

プライベートレジストリーは認証を別個のサービスに委任できます。この場合、イメージプルシークレットは認証およびレジストリーのエンドポイントの両方に対して定義されている必要があります。

注記

Red Hat Container Catalog のサードパーティーのイメージは Red Hat Connect Partner Registry (registry.connect.redhat.com) から提供されます。このレジストリーは認証を sso.redhat.com に委任するため、以下の手順が適用されます。

  1. 委任された認証サーバーのシークレットを作成します。

    $ oc create secret docker-registry \
        --docker-server=sso.redhat.com \
        --docker-username=developer@example.com \
        --docker-password=******** \
        --docker-email=unused \
        redhat-connect-sso
    
    secret/redhat-connect-sso
  2. プライベートレジストリーのシークレットを作成します。

    $ oc create secret docker-registry \
        --docker-server=privateregistry.example.com \
        --docker-username=developer@example.com \
        --docker-password=******** \
        --docker-email=unused \
        private-registry
    
    secret/private-registry
注記

Red Hat Connect Partner Registry(registry.connect.redhat.com) は自動生成されるdockercfg シークレットタイプを受け入れません(BZ#1476330)。汎用のファイルベースのシークレットは docker login コマンドで生成されるファイルを使用して作成する必要があります。

$ docker login registry.connect.redhat.com --username developer@example.com

Password: *************
Login Succeeded

$ oc create secret generic redhat-connect --from-file=.dockerconfigjson=.docker/config.json

$ oc secrets link default redhat-connect --for=pull