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第24章 Azure の設定

OpenShift Container Platform を、Microsoft Azure ロードバランサーおよび永続的なアプリケーションデータのディスクを使用するように設定できます。

24.1. 作業を開始する前に

24.1.1. Microsoft Azure の認証の設定

Azure ロール

OpenShift Container Platform 向けに Microsoft Azure を設定するには、以下の Microsoft Azure ロールが必要です。

Contributor

すべての種類の Microsoft Azure リソースを作成し、管理します。

Classic subscription administrator roles vs を参照してください。Azure RBAC ロール vs。詳細は、Azure AD 管理者ロールのドキュメント を参照してください。

パーミッション

Microsoft Azure を OpenShift Container Platform 用に設定するには、Kubernetes サービスロードバランサーおよび永続ストレージのディスクの作成および管理を可能にするサービスプリンシパルが必要になります。サービスプリンシパルの値はインストール時に定義され、OpenShift Container Platform マスターおよびノードホストの /etc/origin/cloudprovider/azure.conf にある Azure 設定ファイルにデプロイされます。

手順

  1. Azure CLI を使用して、アカウントのサブスクリプション ID を取得します。

    # az account list
    [
    {
      "cloudName": "AzureCloud",
      "id": "<subscription>", 1
      "isDefault": false,
      "name": "Pay-As-You-Go",
      "state": "Enabled",
      "tenantId": "<tenant-id>",
      "user": {
        "name": "admin@example.com",
        "type": "user"
      }
    ]
    1
    新規パーミッションを作成するために使用するサブスクリプション ID。
  2. コントリビューターの Microsoft Azure ロールおよび Microsoft Azure サブスクリプションおよびリソースグループのスコープでサービスプリンシパルを作成します。インベントリーを定義する際に使用されるこれらの値の出力を記録します。以下の値の代わりに、直前の手順の <subscription> 値を使用します。

    # az ad sp create-for-rbac --name openshiftcloudprovider \
         --password <secret> --role contributor \
         --scopes /subscriptions/<subscription>/resourceGroups/<resource-group>
    
    Retrying role assignment creation: 1/36
    Retrying role assignment creation: 2/36
    {
      "appId": "<app-id>",
      "displayName": "ocpcloudprovider",
      "name": "http://ocpcloudprovider",
      "password": "<secret>",
      "tenant": "<tenant-id>"
    }

24.1.2. Μicrosoft Azure オブジェクトの設定

OpenShift Container Platform と Microsoft Azure を統合する際に、可用性が高く、全機能装備の環境を作成するには以下のコンポーネントまたはサービスが必要です。

重要

十分な量のインスタンスを起動できるようにするために、インスタンスの作成前に Microsoft から CPU クォータの引き上げを要求します。

リソースグループ
リソースグループには、ネットワーク、ロードバランサー、仮想マシンおよび DNS を含む、デプロイメント用のすべての Microsoft Azure コンポーネントが含まれます。クォータおよびパーミッションをリソースグループに適用し、Microsoft Azure でデプロイされるリソースを制御し、管理できます。リソースグループは地理的リージョンごとに作成され、定義されます。OpenShift Container Platform 環境用に作成されるすべてのリソースは同じ地理的リージョン内および同じリソースグループ内に置かれる必要があります。

詳細は、「Azure Resource Manager overview」を参照してください。

Azure 仮想ネットワーク
Azure 仮想ネットワークは Azure クラウドネットワークを相互に分離するために使用されます。インスタンスおよびロードバランサーは仮想ネットワークを使用して、相互の通信およびインターネットでの通信を許可します。仮想ネットワークは 1 つまたは多くのサブネットがリソースグループ内のコンポーネントによって使用されることを許可します。仮想ネットワークは各種の VPN サービスに接続することもでき、オンプレミスサービスとの通信が可能にします。

詳細は、「What is Azure Virtual Network?」を参照してください。

Azure DNS
Azure は、内部のインターネットでアクセス可能なホスト名およびロードバランサーを解決するマネージド DNS サービスを提供します。リファレンス環境は DNS ゾーンを使用して 3 つの DNS A レコードをホストし、パブリック IP の OpenShift Container Platform リソースおよび bastion へのマッピングを許可します。

詳細は、「What is Azure DNS?」を参照してください。

負荷分散
Azure ロードバランサーは、Azure 環境内の仮想マシンで実行されているサービスのスケーリングおよび高可用性に必要なネットワークの接続性を確保します。

詳細は、「What is Azure Load Balancer?」を参照してください。

ストレージアカウント
ストレージアカウントは、仮想マシンなどのリソースが Microsoft Azure で提供される各種のストレージコンポーネントにアクセスできるようにします。インストール時に、ストレージアカウントは OpenShift Container Platform レジストリーに使用されるオブジェクトベースの blob ストレージの場所を定義します。

詳細は、「Introduction to Azure Storage」を参照してください。 レジストリーのストレージアカウントを作成する手順については、「OpenShift Container Platform レジストリーでの Microsoft Azure の設定」セクションを参照してください。

サービスプリンシパル
Azure は、Azure 内でコンポーネントにアクセスし、管理し、または作成するサービスアカウントを作成する機能を提供します。サービスアカウントは、特定のサービスへの API アクセスを付与します。たとえば、サービスプリンシパルは Kubernetes または OpenShift Container Platform インスタンスが永続ストレージおよびロードバランサーを要求できるようにします。サービスプリンシパルは、インスタンスまたはユーザーに特定の機能についての綿密なアクセスを付与することを可能にします。

詳細は、「Application and service principal objects in Azure Active Directory」を参照してください。

可用性セット
可用性セットにより、デプロイされた VM をクラスター内の複数の分離したハードウェアノードに分散できます。この分散により、クラウドプロバイダーハードウェアのメンテナンスが行われる場合など、複数のインスタンスすべてが特定のノードで実行されないようにするのに役立ちます。

インスタンスをそれぞれのロールに基づいて異なる可用性セットにセグメント化する必要があります。たとえば、3 つのマスターノードを含む 1 つの可用性セット、インフラストラクチャーホストを含む 1 つの可用性セット、アプリケーションホストを含む 1 つの可用性セットにセグメント化できます。可用性セットによってセグメント化が可能になり、OpenShift Container Platform 内で外部ロードバランサーを使用することができます。

詳細は、「Manage the availability of Linux virtual machines」を参照してください。

ネットワークセキュリティーグループ
ネットワークセキュリティーグループ (NSG) は、Azure 仮想ネットワーク内にデプロイされたリソースへのトラフィックを許可/拒否するルールの一覧を提供します。NSG は数値の優先度の値およびルールを使用して相互の通信を許可される項目を定義します。通信を許可する場所を制限することができ、仮想ネットワーク内のみ、ロードバランサーから、または別の場所からなどと通信を制限することができます。

優先度の値により、管理者はポート通信が許可/拒否される順序について細かい値を付与することができます。

詳細は、「Plan virtual networks」を参照してください。

インスタンスサイズ
正常な OpenShift Container Platform の環境には、最低でも以下のハードウェア要件を満たす必要があります。

詳細は、OpenShift Container Platform ドキュメントの「Minimum Hadware Requirements」セクション、または「Sizes for Cloud Services」を参照してください。