Red Hat Training

A Red Hat training course is available for OpenShift Container Platform

35.2. ロードバランサーを SDN に含める

可能な場合は、ネットワークプラグインとして OpenShift SDN を使用するロードバランサー自体で OpenShift Container Platform ノードインスタンスを実行します。これにより、エッジマシンは独自の Open vSwitch ブリッジを取得し、このブリッジは、クラスターにある Pod とノードへのアクセスを提供するために SDN によって自動的に設定されます。ルーティングテーブル は、Pod が作成および削除される際に SDN によって動的に設定されるため、ルーティングソフトウェアは Pod に到達することができます。

Pod がロードバランサー自体に設定されないように、ロードバランサーマシンに スケジュール対象外ノード というマークを付けます。

$ oc adm manage-node <load_balancer_hostname> --schedulable=false

ロードバランサーがコンテナーとしてパッケージ化されている場合は、OpenShift Container Platform との統合が簡単になります。ロードバランサーをホストポートが公開されている状態の Pod として実行します。OpenShift Container Platform で事前にパッケージ化された HAProxy ルーター はこの方法で実行されます。