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12.2.3. 出力形式

上述のように、チェックレポートは 2 つの形式で出力できます。機械の解析に適した JSON 形式と簡単にスキミングできる定型化された HTML ページを使用できます。

HTML レポート

インストーラーには、HTML レポートのサンプルが付属しています。以下のファイルをブラウザーで開いて表示できます。

/usr/share/ansible/openshift-ansible/roles/openshift_certificate_expiry/examples/cert-expiry-report.html

JSON レポート

保存された JSON の結果には、datasummary の 2 つの最上位レベルのキーがあります。

data キーは、キーが検査された各ホストの名前で、値が該当する各ホストで識別された証明書のチェック結果であるハッシュです。

summary キーは、以下の条件に当てはまる証明書の合計数をまとめたハッシュです。

  • クラスター全体で検査済み
  • 問題なし
  • 設定された警告期間内に有効期限が切れる
  • すでに有効期限が切れている

完全な JSON レポートのサンプルについては、/usr/share/ansible/openshift-ansible/roles/openshift_certificate_expiry/examples/cert-expiry-report.json を参照してください。

JSON データのサマリーでは、さまざまなコマンドラインツールを使用して警告や有効期限を簡単にチェックできます。たとえば、grep を使用して summary という語を検索し、一致した箇所の後ろの 2 行を出力できます (-A2)。

$ grep -A2 summary $HOME/cert-expiry-report.yyyymmddTHHMMSS.json
    "summary": {
        "warning": 16,
        "expired": 0

また、jq ツールが使用可能な場合は、このツールを使用して特定の値を選択できます。以下の最初の 2 つの例は、warning または expired のいずれかの値を選択する方法を示しています。3 つ目の例は、両方の値を一度に選択する方法を示しています。

$ jq '.summary.warning' $HOME/cert-expiry-report.yyyymmddTHHMMSS.json
16

$ jq '.summary.expired' $HOME/cert-expiry-report.yyyymmddTHHMMSS.json
0

$ jq '.summary.warning,.summary.expired' $HOME/cert-expiry-report.yyyymmddTHHMMSS.json
16
0