Red Hat Training

A Red Hat training course is available for OpenShift Container Platform

9.5. 管理サービスアカウント

サービスアカウントは、ビルド、デプロイメントおよびその他の Pod を実行するために各プロジェクトで必要になります。マスターの /etc/origin/master/master-config.yml ファイルの managedNames 設定は、すべてのプロジェクトに自動作成されるサービスアカウントを制御します。

serviceAccountConfig:
  ...
  managedNames: 1
  - builder 2
  - deployer 3
  - default 4
  - ...
1
すべてのプロジェクトで自動作成するサービスアカウントの一覧。
2
各プロジェクトの builder サービスアカウントはビルド Pod で必要になり、system:image-builder ロールが付与されます。 このロールは、内部コンテナーイメージレジストリーを使用してイメージをプロジェクトのイメージストリームにプッシュすることを可能にします。
3
各プロジェクトの deployer サービスアカウントはデプロイメント Pod で必要になり、レプリケーションコントローラーおよびプロジェクトの Pod の表示および変更を可能にする system:deployer ロールが付与されます。
4
デフォルトのサービスアカウントは、別のサービスアカウントが指定されない限り、他のすべての Pod で使用されます。

プロジェクトのすべてのサービスアカウントには system:image-puller ロールが付与されます。 このロールは、内部コンテナーイメージレジストリーを使用してイメージをイメージストリームからプルすることを可能にします。