Red Hat Training

A Red Hat training course is available for OpenShift Container Platform

16.11.7.3. 特殊ハードウェアを持つノード

ノードの小規模なサブセットが特殊ハードウェア (GPU など) を持つクラスターでは、テイントおよび容認を使用して、特殊ハードウェアを必要としない Pod をそれらのノードから切り離し、特殊ハードウェアを必要とする Pod をそのままにすることができます。また、特殊ハードウェアを必要とする Pod に対して特定のノードを使用することを要求することもできます。

Pod が特殊ハードウェアからブロックされるようにするには、以下を実行します。

  1. 以下のコマンドのいずれかを使用して、特殊ハードウェアを持つノードにテイントを設定します。

    $ oc adm taint nodes <node-name> disktype=ssd:NoSchedule
    $ oc adm taint nodes <node-name> disktype=ssd:PreferNoSchedule
  2. 受付コントローラー を使用して特殊ハードウェアを使用する Pod に対応する容認を追加します。

たとえば受付コントローラーは容認を追加することで、Pod の一部の特徴を使用し、Pod が特殊ノードを使用できるかどうかを判別できます。

Pod が特殊ハードウェアのみを使用できるようにするには、追加のメカニズムが必要です。たとえば、特殊ハードウェアを持つノードにラベルを付け、ハードウェアを必要とする Pod でノードのアフィニティーを使用できます。