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第39章 OpenShift SDN のトラブルシューティング

39.1. 概要

SDN のドキュメント で説明されているように、あるコンテナーから別のコンテナーへトラフィックを適切に渡すために作成されるインターフェイスの複数のレイヤーがあります。接続の問題をデバッグするには、スタックの複数のレイヤーをテストして問題の原因を判別する必要があります。本書は複数のレイヤーを調べて問題を特定し、解決するのに役立ちます。

問題の原因の一部は OpenShift Container Platform が複数の方法で設定でき、ネットワークが複数の異なる場所で正しく設定されない可能性がある点にあります。本書では、いくつかのシナリオを使用しますが、これらのシナリオは大半のケースに対応していることが予想されます。実際に生じている問題がこれらのシナリオで扱われていない場合には、導入されている各種のツールおよび概念を使用してデバッグ作業を行うことができます。