第6章 OpenJDK MSI インストーラーコンポーネント

Windows MSI ベースのインストーラー用の OpenJDK 8 には、以下のコンポーネントが含まれます。

jdk
ランタイム環境ファイル (開発ツールを除く)。
jdk_devel
Java Development Kit ファイル
jdk_registry_standard

レジストリーキー: 

HKLM\Software\JavaSoft\Java Runtime Environment, entries:
  CurrentVersion: 1.8

HKLM\Software\JavaSoft\Java Runtime Environment\1.8, entries:
  JavaHome: <INSTALLDIR>\jre\
  RuntimeLib: <INSTALLDIR>\jre\bin\server\jvm.dll

HKLM\Software\JavaSoft\Java Runtime Environment\1.8_<update>, entries:
  JavaHome: <INSTALLDIR>\jre\
  RuntimeLib: <INSTALLDIR>\jre\bin\server\jvm.dll
jdk_registry_standard_devel

レジストリーキー: 

HKLM\Software\JavaSoft\Java Development Kit, entries:
  CurrentVersion: 1.8

HKLM\Software\JavaSoft\Java Development Kit\1.8, entries:
  JavaHome: <INSTALLDIR>
  RuntimeLib: <INSTALLDIR>\jre\bin\server\jvm.dll

HKLM\Software\JavaSoft\Java Development Kit\1.8_<update>, entries:
  JavaHome: <INSTALLDIR>
  RuntimeLib: <INSTALLDIR>\jre\bin\server\jvm.dll
jdk_env_path
<INSTALLDIR>\bin および <INSTALLDIR>\jre\bin をシステム %PATH% 環境変数に追加します。
jdk_env_java_home
<INSTALLDIR> を %JAVA_HOME% 環境変数に設定します。
jdk_env_vendor_java_home
<INSTALLDIR> を %REDHAT_JAVA_HOME% 環境変数に設定します。
jdk_registry_jar
JAR ファイルの関連付け。OpenJDK コンテキストメニューを使用して JAR ファイルを起動します。
jmc
JDK Mission Control ファイル
jmc_env
'<jdk>/missioncontrol を 'PATH' システム環境変数に追加します。
webstart
webstart ファイル。<INSTALLDIR>\webstart にインストールされます。
webstart_registry
JNLP ファイルおよび jnlp:// URL の関連付け。
webstart_env
<INSTALLDIR>\webstart を %PATH% 環境変数に追加します。
webstart_migrate
更新時に WebStart のローカル設定とキャッシュを移行します。
webstart_plugin
サードパーティーアプリケーションとの互換性のために、plugin.jar を <jdk>/jre/lib/ にインストールします。Web ブラウザーのプラグイン実装は含まれません。