第2章 Red Hat Enterprise Linux での OpenJDK 8 のインストール

OpenJDK は、モバイルアプリケーションからデスクトップアプリケーション、Web アプリケーション、エンタープライズシステムまで、プラットフォームに依存しない幅広いアプリケーションを開発および実行するための環境です。Red Hat は、OpenJDK と呼ばれる Java Platform SE (Standard Edition) のオープンソース実装を提供します。

アプリケーションは、JDK (Java Development Kit) を使用して開発されます。アプリケーションは、JRE (Java ランタイム環境) および JDK に含まれる JVM (Java 仮想マシン) で実行されます。フットプリントが最小で、ユーザーインターフェイスに必要なライブラリーが含まれていないヘッドレスバージョンの Java もあります。ヘッドレスバージョンは、ヘッドレスサブパッケージにパッケージ化されています。

注記

JRE と JDK のどちらが必要かわからない場合は、JDK をインストールすることが推奨されます。

以下のセクションでは、Red Hat Enterprise Linux に OpenJDK をインストールする手順を説明します。

注記

OpenJDK の複数のメジャーバージョンをローカルシステムにインストールできます。あるメジャーバージョンから別のメジャーバージョンに切り替える必要がある場合は、コマンドラインインターフェイス (CLI) で以下のコマンドを実行し、画面のプロンプトに従います。

$ sudo update-alternatives --config 'java'

2.1. yum を使用した RHEL への JRE のインストール

システムパッケージマネージャー (yum) を使用して、OpenJDK Java Runtime Environment (JRE) をインストールできます。

前提条件

手順

  1. インストールするパッケージを指定して、yum コマンドを実行します。

    $ sudo yum install java-1.8.0-openjdk
  2. インストールが機能することを確認します。

    $ java -version
    
    openjdk version "1.8.0_322"
    OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_322-b06)
    OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.322-b06, mixed mode)
    注記

    直前のコマンドの出力で、システムで OpenJDK の別のメジャーバージョンがチェックアウトされていることが分かった場合には、CLI で以下のコマンドを入力して、システムを OpenJDK 8 を使用するように切り替えることができます。

    $ sudo update-alternatives --config 'java'