コンテナーへの OpenJDK 17 アプリケーションのパッケージ化

OpenJDK 17

ガイド

概要

OpenJDK は、Red Hat Enterprise Linux プラットフォーム上の Red Hat 製品です。『コンテナーガイド』の「OpenJDK 17 アプリケーションのパッケージ化」では、この製品の概要と、コンテナーでアプリケーションをパッケージ化する方法について説明します。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、弊社 の CTO、Chris Wright のメッセージ を参照してください。

Red Hat ドキュメントへのフィードバック

弊社のドキュメントに関するご意見やご感想をお寄せください。フィードバックをお寄せいただくには、ドキュメントのテキストを強調表示し、コメントを追加できます。

本セクションでは、フィードバックの送信方法を説明します。

前提条件

  • Red Hat カスタマーポータルにログインしている。
  • Red Hat カスタマーポータルで、マルチページ HTML 形式でドキュメントを表示します。

手順

フィードバックを提供するには、以下の手順を実施します。

  1. ドキュメントの右上隅にある フィードバック ボタンをクリックして、既存のフィードバックを確認します。

    注記

    フィードバック機能は、マルチページ HTML 形式でのみ有効です。

  2. フィードバックを提供するドキュメントのセクションを強調表示します。
  3. ハイライトされたテキスト近くに表示される Add Feedback ポップアップをクリックします。

    ページの右側のフィードバックセクションにテキストボックスが表示されます。

  4. テキストボックスにフィードバックを入力し、Submit をクリックします。

    ドキュメントに関する問題が作成されます。

  5. 問題を表示するには、フィードバックビューで問題トラッカーリンクをクリックします。

第1章 コンテナーの OpenJDK アプリケーション

OpenJDK イメージには、アプリケーション JAR ファイルを自動的に検出し、Java を起動するデフォルトの起動スクリプトがあります。スクリプトの動作は環境変数を使用してカスタマイズできます。詳細は、コンテナーの /help.md を参照してください。

OpenJDK イメージの /deployments ディレクトリーの Java アプリケーションは、イメージの読み込み時に実行されます。

注記

OpenJDK アプリケーションを含むコンテナーは、セキュリティー更新では自動的に更新されません。これらのイメージは 3 か月ごとに 1 回更新するようにしてください。

アプリケーション JAR ファイルはファット JAR またはシン JAR にすることができます。

  • Weak JAR にはすべてのアプリケーションの依存関係が含まれます。
  • thin JAR は、アプリケーションの依存関係の一部またはすべてが含まれる他の JAR を参照します。

    シン JAR は以下の場合にのみサポートされます。

    • フラットなクラスパスがあります。
    • すべての依存関係は、/deployments ディレクトリーにある JAR です。

第2章 コンテナーへの OpenJDK アプリケーションのデプロイ

OpenJDK アプリケーションをコンテナーにデプロイし、コンテナーのロード時に実行することができます。

手順

  • アプリケーション JAR をイメージ JAR ファイルの /deployments ディレクトリーにコピーします。

    たとえば、以下は、OpenJDK 17 UBI8 イメージに testubi.jar と呼ばれるアプリケーションを追加する簡単な Dockerfile を示しています。

    FROM registry.access.redhat.com/ubi8/openjdk-17
    
    COPY target/testubi.jar /deployments/testubi.jar

第3章 OpenJDK コンテナーイメージの更新

Java アプリケーションを使用する OpenJDK コンテナーに最新のセキュリティー更新が含まれるようにするには、コンテナーを再ビルドします。

手順

  1. ベースの OpenJDK イメージをプルします。
  2. OpenJDK アプリケーションをデプロイします。詳細は、「コンテナーへの OpenJDK アプリケーションのデプロイ」を参照してください。

    OpenJDK アプリケーションの OpenJDK コンテナーが更新されました。

参考情報

改訂日時: 2021-11-28 22:59:00 +1000