第1章 機能

Open Liberty 21.0.0.1 により、新しい nbfOffset 属性を使用できるようになりました これにより、JWT Builder 経由で「not-before」タイムペイロードが可能になりました。また、完全に相対リンクの使用を可能にする HTTP リダイレクトの新しい動作も含まれています。

Open Liberty 21.0.0.1 で以下を行います。

1.1. 21.0.0.1 を使用してアプリケーションを実行します。

Maven を使用している場合、コーディネートは次のとおりです。

<dependency>
    <groupId>io.openliberty</groupId>
    <artifactId>openliberty-runtime</artifactId>
    <version>21.0.0.1</version>
    <type>zip</type>
</dependency>

また、Gradle の場合:

dependencies {
    libertyRuntime group: 'io.openliberty', name: 'openliberty-runtime', version: '[21.0.0.1,)'
}

または、Docker を使用している場合は、以下を行います。

FROM open-liberty

1.1.1. JWT Builder でスケジュールされたペイロード

Open Liberty 21.0.0.1 に新しい jwtBuilder 要素 が強化され、JWT ペイロードの NBF 要求を設定する に使用できる nbfOffset という新しい属性が新たに追加されました。nbfOffset に設定され 時間は現在の時間に追加され、その結果 Json Web Tokens が処理を開始するタイミングを決定します。

jwtBuilder を使用して「not-before」要求を設定 する には、以下を sever .xml 設定ファイルに追加します。

<jwtBuilder nbfOffset="1800s" />

JWT が現在発行された場合、トークンは現在の時刻から 1800 秒経過した後しか使用できません。

jwtBuilderjwt-1.0 機能の一部で、この機能をプロジェクトに追加するには、以下を server.xml に追加します。

<server>
  <featureManager>
    <feature>jwt-1.0</feature>
  </featureManager>
</server>

詳細: