.NET 6.0 コンテナーのリリースノート
概要
多様性を受け入れるオープンソースの強化
Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ を参照してください。
Red Hat ドキュメントへのフィードバック (英語のみ)
Red Hat ドキュメントに対するご意見をお聞かせください。ドキュメントの改善点があればお知らせください。改善点を報告する場合は、以下のように行います。
特定の文章に簡単なコメントを記入する場合は、以下の手順を行います。
- ドキュメントの表示が Multi-page HTML 形式になっていていることを確認してください。ドキュメントの右上隅に Feedback ボタンがあることを確認してください。
- マウスカーソルを使用して、コメントを追加するテキストの部分を強調表示します。
- 強調表示されたテキストの下に表示される Add Feedback ポップアップをクリックします。
- 表示される指示に従ってください。
より詳細なフィードバックをお寄せいただく場合は、Bugzilla のチケットを作成してください。
- Bugzilla の Web サイトにアクセスします。
- Component として Documentation を使用します。
- Description フィールドに、ドキュメントの改善に向けたご提案を記入してください。ドキュメントの該当部分へのリンクも追加してください。
- Submit Bug をクリックします。
第1章 新機能
.NET 6.0 コンテナーのリリースノートは、.NET 6.0 RPM パッケージのリリースノートです。既知の問題、オペレーティングシステムのアーキテクチャー、プライバシー、およびサポートの詳細は、Release Notes for .NET 6.0 RPM packages を参照してください。
第2章 既知の問題
-
DOTNET_PUBLISH_READYTORUN
環境変数を介してソースからイメージへのビルドで有効であるReadyToRun
はs390x
ではサポートされません。ビルドは警告を出力し、この変数を無視します。 -
SDK イメージには、.NET バックエンドと並行して JavaScript フロントエンドの構築をサポートする NodeJS が含まれています。一部の JavaScript Web フロントエンドは、nodeJS パッケージがないため、
s390x
およびaarch64
に構築できません。 s390x
の .NET 6.0 は、コンテナーのメモリーおよび CPU 制限を認識しません。このような環境では、.NET 6.0 がコンテナーに割り当てられた以上のメモリーを使用しようとする可能性があり、OpenShift Container Platform でコンテナーが強制終了または再起動される原因となります。回避策として、環境変数
MONO_GC_PARAMS=max-heap-size=<limit>
を使用してヒープ制限を手動で指定することができます。コンテナーに割り当てられたメモリーの 75% に上限を設定する必要があります。たとえば、コンテナーのメモリー制限が 300MB の場合には、MONO_GC_PARAMS=max-heap-size=225M
を設定します。
RPM の既知の問題および回避策のリストは、.NET 6.0 Release Notes for .NET 6.0 RPM packages の Known Issues を参照してください。