リリースノート
新しい機能、既知の問題、および解決済みの問題
概要
多様性を受け入れるオープンソースの強化
Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。
第1章 はじめに
Migration Toolkit for Runtimes (MTR) は、JBoss Enterprise Application Platform (EAP) 7 から 8 への移行や、他のアプリケーションサーバーから EAP への大規模な移行など、Java アプリケーションの移行とモダナイゼーションを簡素化する、拡張可能でカスタマイズ可能なルールベースのツールを提供します。MTR は、Migration Toolkit for Applications 5 リリースで提供されるものと同じ移行ソリューションを提供します。
これらのリリースノートは、MTR 1.0 のすべての z-stream リリースを対象としており、最新のリリースが最初にリストされています。
第2章 MTR 1.0.2
2.1. 新機能
このセクションでは、Migration Toolkit for Runtimes (MTR) 1.0.2 の新機能を説明します。
新しいルールセット
MTR に、EAP 8 および Hibernate 6 に移行するユーザーをサポートする新しいルールセットが追加されました。
2.2. 既知の問題
既知の問題の完全リストは、Jira の MTR 1.0.2 の既知の問題 一覧を参照してください。
2.3. 解決した問題
本リリースで解決された問題の完全リストは、Jira の MTR 1.0.2 解決済みの問題 一覧を参照してください。
第3章 MTR 1.0.1
3.1. 新機能
このセクションでは、Migration Toolkit for Runtimes (MTR) 1.0.1 の新機能を説明します。
Jakarta Faces 4.0 の新しいルールセット
MTR には、JBoss EAP 8 への移行のサポートを改善する Jakarta Faces 4.0 の新しいルールセットが含まれています。
3.2. 既知の問題
既知の問題の完全リストは、Jira の MTR 1.0.1 の既知の問題 一覧を参照してください。
3.3. 解決した問題
本リリースで解決された問題の完全リストは、MTR 1.0.1 解決済みの問題 の一覧を参照してください。
第4章 MTR 1.0.0
4.1. 新機能
このセクションでは、Migration Toolkit for Runtimes (MTR) 1.0.0 の新機能を、Migration Tookit for Applications (MTA) 5.3 と比較して説明します。
追加の移行パス
MTR 1.0.2 では、新しい変換ターゲットを使用できます。
- OpenJDK 11 から OpenJDK 17
- Azure App Service への EAP および Spring Boot アプリケーション
- Java EE 8 から Jakarta EE 9
- EAP 7 から EAP 8 (ベータ)
Java EE 8 から Jakarta EE 9 への変換を自動化する Openrewrite レシピ
Openrewrite レシピは、以下を自動化します。
-
pom.xmlファイルで宣言された依存関係の置き換え - パッケージのインポートステートメントの置き換え
- XML デプロイメント記述子の更新
- 設定プロパティーの更新
- SPI ファイルの名前変更
pom.xml 分析の改善
MTR は、親、dependencyManagement、依存関係、pluginManagement、およびプラグインブロック内のアーティファクトを検索できます。
YAML ファイルソースコードレポート
ソースコードレポートは YAML ファイルと互換性があるため、検出された YAML ファイルのコンテキストで、移行の問題を強調表示できます。
トランザクションレポート (テクニカルプレビュー)
アプリケーション分析レポートで新しいトランザクションレポートを利用できるようになりました。この新しいオプションは、アプリケーションデータ層を分析し、トランザクションがさまざまな層にどのように伝播するかについて詳細な情報を提供します。このレポートは、一連のサービスエントリー、コールグラフ、および SQL ステートメントとして情報を表示します。
4.2. 既知の問題
既知の問題の完全リストは、Jira の MTR 1.0.0 の既知の問題 一覧を参照してください。
4.3. 解決した問題
本リリース時点では、以下の解決済みの問題が、重要な問題として特定されました。
表4.1 主な解決済みの問題
| ID | コンポーネント | 概要 |
|---|---|---|
| MTR CLI |
タグ関連の CLI 引数 | |
| MTR Web コンソール | Web コンソールは、アプリケーションに存在するパッケージを検出できず、ユーザーがプロジェクトを作成できません。 | |
| なし |
|
本リリースで解決された問題の完全リストは、MTR 1.0.0 解決済みの問題 の一覧を参照してください。