4.2. 管理ユーザーの認証情報の変更

Web コンソールの認証を有効にすると、ユーザー名 admin およびパスワードの password でデフォルトの管理ユーザーが提供されます。Web コンソールユーザーには、承認されたパスワードのみがさらに変更できるように、このパスワードを変更する必要があります。

デフォルトの管理ユーザーのパスワードを変更するには、以下の手順に従います。

  1. Web コンソールが実行していることを確認します。
  2. Red Hat Single Sign-On 管理コンソールを開きます。

    • a.zip インストールの場合:

      1. ブラウザーで http://localhost:8080/auth/ に移動します。
      2. Administration Console を選択して Red Hat Single Sign-On 管理コンソールにアクセスします。
    • OpenShift インストールの場合:

      1. ブラウザーで <OPENSHIFT_URL>/console/project/mta/overview に移動します。

        注記

        デプロイ時に OpenShift プロジェクトの名前を変更した場合は、mta をプロジェクトの名前に置き換えます。

      2. SSO HTTPS アプリケーションのリンクをクリックし、URL の末尾に「/auth」を追加します。
      3. Administration Console を選択して Red Hat Single Sign-On 管理コンソールにアクセスします。
  3. admin および password のデフォルト認証情報を使用してログインします。
  4. 左上隅で、ドロップダウンリストから Master レルムを選択します。
  5. 左側のナビゲーションメニューで Users を選択し、View all users をクリックします。
  6. admin ユーザーの行から、Edit をクリックします。
  7. Credentials タブを選択します。
  8. New Password フィールドおよび Password Confirmation フィールドに新しいパスワードを入力します。
  9. Temporary フィールドを OFF に変更すると、ユーザーは次回ログイン時にパスワードを変更しなくても済みます。
  10. Reset Password をクリックしてから、ポップアップの Change password をクリックします。

このデフォルトの管理ユーザーを完全に削除し、独自の管理ユーザーを作成することもできます。ただし、デフォルトユーザーを削除する前に、新規ユーザーを追加してください。