第2章 Web コンソールのインストール

Web コンソールは、Linux、Windows、macOS、または OpenShift Container Platform にインストールできます。

2.1. Linux、Windows、または macOS への Web コンソールのインストール

Linux、Windows、または macOS のオペレーティングシステムに Web コンソールをインストールし、ブラウザーで Web コンソールにアクセスできます。

Web コンソールは Chrome および Firefox でテストされています。

前提条件

  • OpenJDK 1.8、OpenJDK 11、Oracle JDK 1.8、または Oracle JDK 11
  • 8 GB RAM
  • macOS にインストールする場合は、maxproc の値は 2048 以上である必要があります。

手順

  1. MTA Download ページに移動して、Web コンソールの Local install & OpenShift ファイルをダウンロードします。
  2. .zip ファイルを任意のディレクトリーに展開します。

    注記

    Windows オペレーティングシステムにインストールする場合は、以下を行います。

    1. .zip ファイルを mta という名前のディレクトリーに展開し、Path too long エラーを回避します。
    2. 抽出中に Confirm file replace ウィンドウが表示されている場合は、Yes to all をクリックします。

    インストールディレクトリーは、本ガイドでは <MTA_HOME> と呼ばれます。

  3. Web コンソールを起動します。

    • Linux オペレーティングシステム:

      $ <MTA_HOME>/run_mta.sh
    • Windows オペレーティングシステム:

      C:\<MTA_HOME>\run_mta.bat
  4. ブラウザーを開いて http://localhost:8080/mta-web に移動します。Web コンソールのログインページが表示されます。

    図2.1 Web コンソールのログインページ

    web console login page

    デフォルトのユーザーは mta で、デフォルトのパスワードは password です。