7.4. 変数スコープ

各実行のパス (トークンとも呼ばれます) は、 独自のプロセス変数のセットを持っています。 変数は常に実行パス上で要求されます。 プロセスインスタンスは、これらのパスのツリーを有しています。 パスの指定なしに変数が要求された場合、 デフォルトで root token トークンが使用されます。
変数ルックアップは再帰的に発生します。 実行パスの親上で実行されます (プログラミング言語で変数がスコープされる方法と似ています)。
存在していない変数が実行パスに設定されると、 その変数は root token 上に作成されます。 そのため、 デフォルトでは各変数はプロセススコープを持っています。 変数トークンを「ローカル」にするには、 次の例のように明示的に作成します。
ContextInstance.createVariable(String name, Object value, Token token);

7.4.1. 変数オーバーローディング

変数オーバーローディングとは、 各実行パスが、同名の変数のコピーを持つことができることです。 それらのコピーは、すべて独立して取り扱われ、 異なるタイプであることができます。 変数オーバーローディングは、 複数の並列実行パスを同じ遷移で実行する場合に興味深いかもしれません。 それらのパスを区別するのは対応する変数のセットのみであるからです。