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5.0.2 リリースノート

JBoss Enterprise SOA Platform 5

5.0.2 リリースでの変更点

概要

これらのリリースノートには、JBoss Enterprise SOA Platform の 5.0.2 リリースでの変更に関する重要な情報が記載されています。
Red Hat の JBoss Enterprise SOA Platform は、エンタープライズアプリケーション統合や SOA ソリューションの開発のために認証、テストされたサポート対象プラットフォームです。
これらのリリースノートの最新バージョンについては、http://www.redhat.com/docs/en-US/JBoss_SOA_Platform/ で利用可能なオンラインドキュメンテーションを参照してください。

1. 5.0.2 リリースのコンポーネント

JBoss Enterprise SOA Platform には以下のコンポーネントが含まれます。

表1 含まれるコンポーネント

コンポーネント バージョン
JBoss EAP 5.0.1
JBoss ESB 4.7 CP02
JBoss Rules 5.0.1
JBoss jBPM 3.2.9
Apache jUDDI 3.0.1
PicketLink 1.0

重要

JBoss Enterprise SOA Platform には、テストおよびデモ用の Hypersonic データベース (HQSQL) が含まれます。Hypersonic は本番稼働環境での使用に適しておらず本番稼働用としてサポートされていません。データベースプロバイダの変更手順は、 『JBoss Enterprise SOA Platform 入門ガイド (JBoss Enterprise SOA Platform Getting Started Guide)』の項「インストール後の設定 (Post-Installation Configuration)」に記載されています。
以下の機能は、 技術プレビューとしてのみ含まれています。
  • SAML トークンのサポート
  • JBoss Rules Fusion
    JBoss Rules Fusion は Event Drive Architecture (EDA) 用の API であり、技術プレビューとして提供されます。JBoss Rules Fusion には JBoss Rules API からアクセスできますが、JBoss ESB は現在 JBoss Rules Fusion を現在サポートしません。ESB から Fusion の機能と対話するには、独自のカスタムアクションを作成する必要があります。

警告

技術プレビューは完全サポート対象外の機能で、 機能的に未完全であるため実稼働環境における使用には適しておらず、本番稼働での使用を目的としていません。 これらの機能は、 将来的な製品機能をお試しいただくために提供され、 開発中に機能テストやフィードバックを行えるようにします。
Red Hat JBoss サポートは、これらの機能の使用時にお客様が経験し、報告した問題を解決するために最善の努力を尽くします。

2. 要件とインストール

JBoss Enterprise SOA Platform『入門ガイド (Getting Started Guide)』には、 ソフトウェアとハードウェアの要件の詳細と詳細なインストール手順が記載されています。
JBoss Enterprise SOA Platform『入門ガイド (Getting Started Guide)』は http://www.redhat.com/docs/en-US/JBoss_SOA_Platform/ でオンラインで参照できます。

3. ドキュメンテーション

JBoss Enterprise SOA Platform のドキュメンテーションは、http://www.redhat.com/docs/en-US/JBoss_SOA_Platform でオンラインで参照できます。

注記

『入門ガイド (Getting Started Guide)』にはプラットフォームをインストールおよび設定する指示が記載されているため、『入門ガイド (Getting Started Guide)』を最初にお読みください。
ドキュメンテーションは、以下のマニュアルから構成されます。
  • 『入門ガイド (Getting Started Guide)』
  • 『ESB 管理ガイド (ESB Administration Guide)』
  • 『JBoss Rules リファレンスガイド (JBoss Rules Reference Guide)』
  • 『jBPM リファレンスガイド (jBPM Reference Guide)』
  • 『ESB プログラマーズガイド (ESB Programmer's Guide)』
  • 『ESB サービスガイド (ESB Services Guide)』
  • 『Smooks ユーザーズガイド (Smooks Users'Guide)』

注記

JBoss Enterprise Application Platform (EAP) のドキュメンテーションは、 http://www.redhat.com/docs/en-US/JBoss_Enterprise_Application_Platform/ でオンラインで入手できます。

4. 解決された問題

JBoss Enterprise SOA Platform の各リリースには、以前のリリースのすべての修正が含まれます。詳細については、各リリースの『リリースノート』を参照してください。
JBoss Enterprise SOA Platform の 5.0.2 リリースでは、以下の問題が解決されました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1549
WAR ファイルが JAR アーカイブに組み込まれているときにユーザーが http://localhost:8080/jbossws/services にアクセスしようとすると、Invalid End-Point Address エラーが発生します。これは、ESB アーカイブ内部の Web サービスが WARWEB-INF/jboss-web.xml ファイルが含まれない状態でデプロイされ、Web サービスの WSDL にアクセスできないことが理由です。
これは後方互換性の問題であり、jboss-web.xml を追加し、コンテキストルートを指定することにより修正されました。結果としてエラーが発生しなくなりました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1600
jUDDI v3 データベースが、Hibernate を使用して作成されました。これは SQL スクリプトを使用する ESB とは異なります。Schema ツールは、jUDDI データベースの作成をサポートするよう変更されました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1623
# で終わるターゲット名前空間のタイプとともに JAX-WS エンドポイントをユーザーがデプロイしたときに、null ポインタ例外が発生します。この問題を修正するために、ソフトウェアが変更され、# 文字の存在を検出し、スキーマ名前空間で _ に変換するようになりました。これは、スキーマが書き込まれた一時ファイル名生成されたときに行われます (このファイル名はスキーマの名前空間に基づきます)。結果として、例外は発生しなくなります。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1970
以前は、Schema ツールは、制限された数のデータベースのみをサポートしていました。このツールは拡張され、これらの第二階層データベースをサポートします。
  • MySQL 5.0
  • PostgreSQL 8.2.4
  • Microsoft SQL Server 2008
  • Oracle 11g
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1711
xsd_validation webservice_proxy、および JAAS_action の 3 つのクイックスタートが削除されました。この削除の理由は、いずれもが ESB プロジェクトの一部でないためです。したがって、これらのクイックスタートはユーザーが利用できなくなりました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1867
Web サービスコンソールは、基本的な認証のみを使用していましたが、フォームベース認証を導入するようになりました。この認証の使用により、要求ごとにユーザー名とパスワードのペアを送信する必要がなくなりシステムがよりセキュアになります。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1981
Oracle RAC では、URL を Schema ツールが処理できない固有のフォーマットで示す必要がありました。このフォーマットとの互換性を提供するために、ツールに拡張が追加されました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-2007
EsbDeployment stop/start MBean 関数がリスナーを再起動しませんでした。こ問題を解決するために、停止時のコントローラの参照が null に設定され、メソッドに null のガードが追加されました。結果として、restart 関数は期待どおりに動作するようになりました。これを問い合わせるステータスも追加されました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-2029
JmsConnectionPool は、接続プールから取得された各セッションの接続ファクトリの JNDI ルックアップを実行していました。このルックアップは、接続ファクトリが最初にアクセスされたとき、または接続がエラーを返したときにのみ実行されるようになりました。これにより、パフォーマンスが向上します。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-2034
JBoss Enterprise SOA Platform と HP Systinet との統合に必要なファイルが含まれていませんでした。これらのファイル、jbossesb-transport-client-1.0.jarjbossesb-transport-1.0.jar がディレクトリ $SOA_ROOT/tools/systinet/ に含まれるようになりました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-2083
以前のリリースで jBPM および jUDDI Web コンソールが WAR ファイルとして含まれていました。WAR ファイルは、設定する前に解凍 ("展開") する必要がありました。このプロセスを単純化するために、コンソールは "展開された" 形式で含まれるようになりました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-2084
ESB アーカイブに、アーカイブのルートディレクトリに含まれない XSD ファイルが含まれる場合に、ESB アーカイブのデプロイに失敗することがありました。XSD ファイルがアーカイブのサブディレクトリに含まれ、<xs:import ../> ステートメントが含まれる場合は、デプロイメントに失敗し、例外 (IllegalArgumentException) がスローされます。これは、import エレメントのパスが XSD ファイルの場所からではなくアーカイブのルートから解決されるためです。この問題は修正され、インポートされた XSD ファイル (ネストされたインポートを含む) が正常に解決されます。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-2086
JBoss Enterprise Application Platform の同梱バージョンが 5.0.1 に更新されました。これにより、『JBoss Enterprise Application Platform 5.0.1 リリースノート』に記載された複数の問題が解決されます。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-2099
Microsoft SQL Server および IBM DB2 データベースのサポートが JBoss Enterprise SOA Platform データベーススキーマツールに追加されました。使用に関する詳細については、『ESB 管理ガイド (ESB Administration Guide)』と『入門ガイド (Getting Started Guide)』を参照してください。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-2105
security_saml クイックスタートの picketlink-sts.war のデプロイメント記述子 (web.xml) に、偽装された HTTP 要求でアプリケーションのセキュリティを攻撃者がバイパスできる設定が含まれていました。この問題を修正するためにこのクイックスタートのファイル web.xml から以下の行が削除されました。
<http-method>GET</http-method>
<http-method>POST</http-method>
別のアプリケーションを作成するのにこのクイックスタートが使用された場合は、新しいアプリケーションをチェックして同じ問題がないことを確認する必要があります。
詳細については、https://www.redhat.com/security/data/cve/CVE-2010-2493.html を参照してください。
https://jira.jboss.org/browse/SOA-2114
JBoss Developer Studio 3JBoss Enterprise SOA Platform 4.3.CP04 を使用する JBoss Rules プロジェクトでは、クラスパスに JAR ファイル mvel2-2.0.12.jarxstream-1.2.2.jar が指定されている必要があります。
これらのファイルは、各サーバープロファイルに含まれるようになり、$SOA_ROOT/server/$PROFILE/deployers/esb.deployer/lib/ に格納されています。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-2120
同梱された Web アプリケーションの複数のデフォルト設定で、攻撃者が偽装された HTTP 要求を使用してアプリケーションのセキュリティをバイパスできました。影響を受けるアプリケーションは web-console、http-invoker、gpd-deployer、jbpm-console、contract、および uddi-console です。
この問題を修正するために、各アプリケーションのファイル web.xml から以下の行が削除されました。
<http-method>GET</http-method>
<http-method>POST</http-method>
詳細については、https://www.redhat.com/security/data/cve/CVE-2010-2493.html を参照してください。

JBoss ESB

https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3257
サーバー起動時に、Contract JSP アプリケーションがデプロイされた ESB アーカイブ用の WSDL を表示しませんでした。これは、起動時にサービス契約の収集が行われるのが早すぎたためです。この問題は解決され、収集が正しいタイミングで行われるようになりました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3263
JmsConnectionPool が、すべての JmsSession を順番に繰り返して関連付けられた JmsSessionPool を検索していました。JmsSession には関連付けられたプールの参照が含まれ、この検索を行う必要がなくなりました。これにより、パフォーマンスが向上します。
https://jira.jboss.org/browse/JBESB-3280
WSDL 契約で、文字エンコーディングの問題が発生していました。この問題は、ロシア語の文字が Contract JSP アプリケーションによって使用された場合に発生しました。このシナリオでは、WSDL 契約は、HttpGatewayServlet によっても切り捨てられます。ソフトウェアはロシア語の文字エンコーディングを完全にサポートするよう変更されました。結果として、ロシア語のアルファベットを表示できるようになり、WSDL 契約は切り捨てられなくなりました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3282
SqlTableGatewayListener は、トランザクションモードを適切にサポートしませんでした。このため、transacted="true" で設定された場合に以下のものを含む複数の問題が発生していました。
  • コミットとロールバックが正常に処理されません。
  • 準備されたステートメントの作成が失敗したときに接続が解除されませんでした。
  • データベースのシャットダウン後に接続が解除されません。
この問題は修正され、SqlTableGatewayListener がトランザクションモードと非トランザクションモードの両方で予想どおりに動作するようになりました。ただし、<local-tx-datasource> 設定は、<check-valid-connection-sql> 設定を持つ必要があります。さもないと、未使用の接続が削除されません。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3288
JMSRouter を使用してメッセージを Topic に送信すると、例外 (ClassCastException) がスローされます。この問題は修正され、予想どおりに動作します。
https://jira.jboss.org/browse/JBESB-3290
各受信メッセージに対して新しい DocumentBuilder が作成されました。これにより、システムパフォーマンスが若干影響を受けていました。この問題は、StreamSource のメッセージペイロード文字列をラップし、validator に渡すことにより、DOM 解析が必要なくなった結果、解決されました。結果として、パフォーマンスは大幅に向上しました。
https://jira.jboss.org/browse/JBESB-3296
jbossweb.sar/server.xml で複数の接続が設定された場合に、HttpGateway が複数の接続をサポートできませんでした。ソフトウェアは、異なるポートアドレスにバインドされた複数の接続をサポートするようになりました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3300
WSDL のスキーマロケーション URL にホストのファイル名で無効な文字が含まれる場合に、SOAProxy を使用した ESB アーカイブのデプロイに失敗していました。これは、この URL が一時ファイルの名前で使用されていたためです。この URL はファイル名の一部として使用されなくなり、デプロイメントが正常に行われます。
https://jira.jboss.org/browse/JBESB-3301
jBPM データベースのサイズが管理できないほど大きくならないように、GraphSession.deleteProcessInstance は終了したプロセスインスタンスを削除できます。ただし、この機能は正常に動作せず、一部のレガシーデータはテーブルで「孤立」したままになります。これは、変数ではなく、プロセス実行の参照のみが削除された場合に発生します。
この問題を修正するために、ロギングサービスが有効でない場合に変数インスタンスが削除されるようになりました。ロギングサービスが有効な場合は、新しい VariableDeleteLog インスタンスが変数の参照を保持するため、すぐに変数を削除できません (これらのレコードはプロセスインスタンス削除時に結果的に削除されます)。この問題が修正された結果、データベースに孤立したファイルがなくなります。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3317
JMSProviderAdapter が jBPM JCA インフローによりサポートされるようになりました。これにより、jBPM JCA インフローを現在のものとは異なる JNDI コンテキストに存在する JMS プロバイダ (異なるサーバー上など) が参照できるようになります。
この機能のドキュメンテーションが『ESB 管理ガイド (ESB Administration Guide)』の節 9.2.1 に追加されました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3326
JAXRRegistryImpl のパフォーマンスが以下のように向上しました。
  • 取得時に分類スキームがキャッシュされるようになり、データベースを再び問い合わせずに分類スキームを再使用できるようになりました。
  • End Point References (EPR) を削除するときに、削除する EPR の文字列表現が 1 度だけ生成され、毎回キャッシュされる代わりに各 EPR の比較で再使用できるようになりました。
  • EPR の現在のリストを問い合わせるプロセスで、全体的なサービス情報に対して個別のクエリが実行される代わりに、全体的なサービス情報で返された関連するバインディング情報にが再使用されるようになりました。
https://jira.jboss.org/browse/JBESB-3337
一部のユーザーは webservice_proxy_security クイックスタートの実行時にエラーを経験することがあります。このエラーは、サーバーがクライアントが信頼しないテスト証明書を使用する場合に発生します。この問題を解決するには、クライアントに証明書をインストールします。この指示については、クイックスタートで提供される readme.txt ファイルを参照してください。
他の一部の情報については、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/security/jsse/JSSERefGuide.html#X509TrustManager を参照してください。
https://jira.jboss.org/browse/JBESB-3345
認証要求のセキュリティコンテキストに、サービスのドメインを確認できる追加機能が含まれるようになりました。サービスをセキュアにするために異なるドメインが使用される場合は、この情報を無効にできます。これにより、異なるドメインのサービスを実行するとパイプラインが異なるクレデンシャルセットで実行される影響度が低い権限エスカレーションの問題が回避されます (要求が有効な場合は最初のドメインから 1 セット、要求の有効期限が切れている場合は他のドメインからもう 1 セット) (CVE-2010-2474)。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3346
JBossASContextPropagation は、SecurityContextAssociation の代わりにクラス SecurityAssociation を使用していました。SecurityContextAssociation には、SecurityAssociation に含まれる情報以外にセキュリティドメイン情報が含まれます。正しいクラスが使用されるようになりました。
https://jira.jboss.org/browse/JBESB-3347
最初の "実行すべきジョブ (due job)" のためにデータベースの問い合わせを試行したときに、これらのジョブのバックログが大量に存在するため、RetryExecutor が失敗し、例外が発生しました。この問題は、maximum count を中断しているジョブだけでなくすべての実行すべきジョブに適用できる変更により修正されました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3349
webservice_proxy_security クイックスタートのデプロイメント記述子 (web.xml) に、攻撃者が偽装された HTTP 要求でアプリケーションのセキュリティをバイパスできる設定が含まれていました。この問題を修正するために、このクイックスタートのファイル web.xml から以下の行が削除されました。
<http-method>GET</http-method>
<http-method>POST</http-method>
別のアプリケーションを作成するのにこのクイックスタートが使用された場合は、新しいアプリケーションをチェックして同じ問題がないことを確認する必要があります。
詳細については、https://www.redhat.com/security/data/cve/CVE-2010-2493.html を参照してください。

jBPM

https://jira.jboss.org/browse/JBPM-2828
ContextInstance.deleteVariable(name) はデータベースから変数を削除せず、代わりにプロセス実行の参照を削除していました。これにより、データベースで孤立したレコードが発生していました。このメソッドは、ロギングサービスが無効な場合にデータベースから変数を削除するようになりました。ロギングが有効な場合は、新しいログ VariableDeleteLog が変数の参照を保持し、プロセスインスタンスが削除されると変数の参照が削除されます。

ドキュメンテーション

https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1445
RuleFlow サンプルの "Conroy's Game of Life" が『JBoss Rules リファレンスガイド (JBoss Rules Reference Guide)』の項 8.8 に追加されました。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1446
RuleFlow サンプルの "Number Guess" が『JBoss Rules リファレンスガイド (JBoss Rules Reference Guide)』の項 8.9 に追加されました。

5. 既知の問題

このリリースの JBoss Enterprise SOA Platform には以下の既知の問題が存在し、これらの問題は今後のリリースで修正される予定です。

JBoss Enterprise SOA Platform

https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1673
独自の jbpm-jpdl.jar を含む Seam アプリケーションは、jBPM プロセス内で提供された jBPM と ESB の統合 (EsbNotifier など) を使用して同じサーバーにホストされた ESB サービスを呼び出すことができません。これは、Seam アプリケーションと jBPM ESB サービスの jBPM クラス間に存在するクラスローダーの問題が原因です。
以下の 3 つの回避策が存在します。
  1. 可能な場合は、ESB サービスをホストしている JBoss Enterprise SOA Platform インスタンスとは異なるサーバーインスタンスに Seam アプリケーションをデプロイします。
  2. Seam アプリケーションでの jBPM の唯一の使用が ESB サービスの呼び出しである場合:
    • jbpm-jpdl.jar および jBPM プロセスアーカイブを EAR から削除します。
    • jBPM コンソールを使用して Seam アプリケーションとは別に jBPM プロセスアーカイブをデプロイします。
  3. 他の目的 (Seam Pageflow など) のために jBPM が Seam アプリケーションによって使用される場合:
    • Seam アプリケーション内でクラス名前空間隔離を有効にします。
    • ESB サービスを呼び出すカスタム ActionHandler を作成します。
    • カスタム ActionHandler をクラスローダーで利用できるようにします。
    • カスタム ActionHandler を呼び出す jBPM プロセス定義を変更します。
2 つ目の回避策の実装方法については、http://community.jboss.org/wiki/WorkaroundforSeamESBjBPMClassloadingIssue を参照してください。
JBoss Class Loading の詳細については、http://community.jboss.org/wiki/JbossClassLoadingUseCases を参照してください。

JBoss Operations Network

https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1916
JON コンソールを使用して ESB アーカイブを削除する場合、関連付けられたキューは削除されません。キューはそのまま残り、DOWN と表示されます。また、これらのキューを削除しようとした場合は、java.lang.IllegalStateException 例外が発生します。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JOPR-419
サーバーが -c 設定スイッチなしで起動された場合、default という名前のプロファイルが実行されます。これは正しい動作です。ただし、JON は代わりに production プロファイルが実行されたと間違って判断します。また、JON はバインディングアドレスが 0.0.0.0 (指定されていない場合) であると間違って判断します。JON がデフォルトのプロファイルを認識し、127.0.0.1 の正しいアドレスにバインドするように、常に -c パラメータと -b パラメータを使用してください。これにより、JON はプラットフォームを認識するようになります。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-952, https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1077, https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1168
JON プラグインの "Message Count" 機能が、ESB サーバー、デプロイメント、サービス、アクションに対するメッセージの合計数を間違って表示します。実際には平均値を表示する必要があります。

JBoss Enterprise Service Bus

https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3028
SOAPProxy が プロキシサービス URL の WSDL を取得するよう設定されている場合は、Web サービスが、制限を超えた、または指定されていないコンテンツの長さで応答するため、警告がログに記録されます。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3038
現時点では、spring_aop クイックスタートは署名された JAR とともに動作しません。このクイックスタートに対して ant deploy を実行しようとすると、org.jboss.deployers.client.spi.IncompleteDeploymentException がスローされます。
この問題を回避するには、cglib JARs を未署名のバージョンに置き換えます。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-3035
Web サービスプロキシを使用して一方向 Web サービスを呼び出す場合に、HTTP Code 500 で実行時例外が間違ってスローされます (HTTP Code 500 はエラーメッセージとともにクライアントに返されます)。HTTP Code 500 は、これらの状況で無効です。これは、メッセージが ESB に正常に送信されたときに Code 200 または 202 のみを返す必要があるためです。
https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1564
現時点では、UDP ゲートウェイのデフォルトの ESB handler クラスは XSD スキーマにハードコーディングされ、変更または削除できません。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-2911, https://jira.jboss.org/jira/browse/JBPAPP-3002
Web サービスが ESB アーカイブ内に組込みでデプロイされ、WARWEB-INF/jboss-web.xml ファイルが含まれない場合、Web サービスの WSDL は無効であり、404 エラーを返します。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBESB-2442
現時点では、ScoutBusinessQuery/BusinessLifecycle Manager からの各呼び出しに対して新しい AuthToken を作成します。この結果、jUDDI 認証テーブルはすぐに大きくなります。
この問題の回避策は、特定のタイムスタンプパラメータ内の行を削除することです。たとえば、10- 分以上前に作成されたすべての行を削除できます。

JBoss Developer Studio

https://jira.jboss.org/jira/browse/JBIDE-5597
JBossAS ビューで Full Publish オプションを使用して jboss-esb.xml プロジェクトを再パブリッシュすることはできません。
この問題を回避するには、サーバーからプロジェクトを削除し、再び追加します。
https://jira.jboss.org/jira/browse/JBIDE-5596
jBPM のサイズ変更時に input/output 変数の ESB ノードプロパティが jBPM パネルよりも大きくなるため、ユーザーが左方向にスクロールしてすべてのボタンを表示する必要があります。
この問題を回避するには、jBPM パネルで異なるノードをクリックし、ESB サービスノードを再びクリックします。次に、input/output サブパネルをクリックすると、再び正しいサイズになります。

6. 5 への移行で発生する問題

このセクションをお読みになり、アプリケーションをバージョン 5 に移行するときに問題となる可能性がある JBoss Enterprise SOA Platform 5.0 と以前のバージョンの違いについて理解してください。
JBoss Rules プロジェクトで必要な JAR ファイルが含まれるよになりました。
JBoss Enterprise SOA Platform 4.3 用の JBoss Developer Studio 3 で作成された JBoss Rules では、JAR ファイル、mvel2-2.0.12.jarxstream-1.2.2.jarclasspath に追加されている必要がありました。JBoss Enterprise SOA Platform 5 では、これらのファイルが各プロファイルに含まれるようになったため、このことが必要なくなりました。これらのファイルは、$SOA_ROOT/server/$PROFILE/deployers/esb.deployer/lib/ に存在します。
詳細については、https://jira.jboss.org/browse/SOA-2114 を参照してください。
ESB アーカイブの JAR ファイルに関する変更された動作
JBoss Enterprise SOA Platform 5.0 では、ESB アーカイブ内の JAR ファイルがアーカイブのルートディレクトリの /jars ディレクトリまたは /lib ディレクトリのいずれかに格納されている必要があります。以前のバージョンではこの制限がありませんでした。
ロギングに関するパフォーマンスの問題
このリリースではロギングが変更されました。過去のリリースから、カスタマイズされたログ定義をコピーしないでください。コピーすると、パフォーマンスの問題が発生することがあります。
この問題の詳細については、https://jira.jboss.org/jira/browse/SOA-1754 を参照してください。
ロギングがどのように変更されたのかについては、『EAP 管理および設定ガイド (EAP Administration and Configuration Guide)』(http://www.redhat.com/docs/en-US/JBoss_Enterprise_Application_Platform/) を参照してください。
HttpResponse には後方互換性がありません。
5.0 の HttpResponse クラスは、ESB HTTP クラスを統合するために行われた変更のため、以前のバージョンと後方互換性がありません。これは、新しいサーブレットベースの HTTP ゲートウェイの一部として実行されました。
HttpResponse を使用するアプリケーションとサービスは、JBoss Enterprise SOA Platform 5.0 にデプロイする前に更新する必要があります。必要な変更は 表2「HttpResponse のリファクタリング要件」 でまとめられていいます。

表2 HttpResponse のリファクタリング要件

5.0.x 以前のコード 5.0.x コード
org.jboss.soa.esb.actions.routing.http.HttpResponse org.jboss.soa.esb.http.HttpResponse
org.jboss.soa.esb.actions.routing.http.HttpHeader org.jboss.soa.esb.http.HttpHeader
HttpResponse.getHeaders() HttpResponse.getHttpHeaders()
既存データベースの再利用
JBoss Enterprise SOA Platform では、使用するコンポーネントの新しいデータベースが作成されます。コミュニティバージョンのデータベースはテストされておらず、動作しない可能性があります。既存データベースを使用する必要がある場合は、Red Hat JBoss サポートにお問い合わせください。
Groovy スクリプティング
Groovy はバージョン 1.0 から 1.5.4 に大きなアップデートが行われました。言語に多くの変更が加えられましたが、ほとんどのスクリプトは引き続き動作します。ただし、一部のスクリプトは少し手を加える必要がある場合があります。これらのスクリプトは移行プロセスの一部としてテストしてください。詳細については、http://groovy.codehaus.org/Documentation を参照してください。
Smooks
Smooks は addToList オプションをサポートしなくなりました。このオプションを使用するすべての設定を更新して、リストを処理できる <jb:bean> 設定名前空間を使用するようにしてください。詳細については、Smooks ユーザーガイド (Smooks User Guide) の章「Java バインディング (Java Binding)」を参照してください。
jBPM コンソールが認証をサポートするようになりました。
デプロイメントで jBPM コンソールが認証をサポートするようになったため、プロセスデプロイメントに対して jBPM コンソールの非セキュアバージョンが必要なくなりました。プロセスデプロイヤは http://localhost:8080/gpd-deployer/ で入手できます。これは、以前のバージョンのデプロイヤである http://localhost:8080/app/uploadhttp://localhost:8080/upload を置き換えます。

8. ソースコードの取得

この JBoss Enterprise SOA Platform リリース以前のソースコードは、 Red Hat JBoss カスタマーサポートポータル (https://support.redhat.com/jbossnetwork/) から入手できます。