10.2. ヒューマンタスクのプロセスへの追加
10.2.1. ユーザータスクノード

ユーザータスクノードは、ヒューマンアクターが実行する必要のあるアトミックタスクを表しています。
注記
ヒューマンタスクノードは、その他の外部サービスと同じとみなされ、ドメイン固有サービスとして呼び出されなければなりません。詳細は 「ドメイン固有サービスノード」 を参照してください。
ユーザータスクノードには、以下のプロパティが含まれています。
- ID: ノードの ID (1 つのノードコンテナー内で一意)
- Name: ノードの表示名
- TaskName: ヒューマンタスクの名前
- Priority: ヒューマンタスクの優先順位を指定する整数
- Comment: ヒューマンタスクに関連するコメント
- ActorId: ヒューマンタスクの実行を担当するアクター ID。アクター ID の一覧を指定するには、区切り文字としてコンマ (',') を使用してください。
- GroupId: ヒューマンタスクの実行を担当するグループ ID。グループ ID の一覧を指定するには、区切り文字としてコンマ (',') を使用してください。
- Skippable: ヒューマンタスクが任意かどうかを指定します。アクターがタスクの実行をしないと決定することができるかどうか。
- Content: このタスクに関連付けられたデータ
- Swimlane: このヒューマンタスクノードの一部となるスイムレーン。スイムレーンは、同じアクターに複数のヒューマンタスクを簡単に割り当てることができます。
- On entry and on exit actions: このノードが出入の際に実行されるアクションスクリプト
- Parameter mapping: プロセス変数の値をヒューマンタスクのパラメーターにコピーできるようにします。ヒューマンタスクを作成すると、値がコピーされます。
- Result mapping: ヒューマンタスクの結果パラメーターの値をプロセス変数にコピーできるようにします。ヒューマンタスクが完了すると、値がコピーされます。ヒューマンタスクには結果変数 "Result" があり、これにはヒューマンアクターが返すデータが含まれています。変数 "ActorId" には、タスクを実際に実行するアクターの ID が含まれています。
ユーザータスクノードは、JBoss Developer Studio または、BRMS ユーザーインターフェースに埋め込まれているプロセスデザイナーで編集する際の Properties ビューで編集することができます。