8.2.2. Business Central コンソールの設定
管理コンソールは、
jboss-as/server/profile/deploy/business-central-server.war/WEB-INF/classes/
ディレクトリの jbpm.console.properties
ファイルで設定されています。このファイルでは以下のプロパティが設定されています。
注記
以下に記載のプロパティがすべて
jbpm.console.properties
ファイルにデフォルトで含まれているわけではありません。
- jbpm.console.server.host (デフォルト localhost)
- jbpm.console.server.port (デフォルト 8080)
- jbpm.console.task.service.host (デフォルト localhost)。タスクサーバーがデプロイされるホストは全トランスポートに適用されます。
- jbpm.console.tmp.dir: 直近に使用した永続セッションのセッション ID を格納する
jbpmSessionId.ser
ファイルの場所を設定する際に使用する任意のプロパティ - jbpm.console.task.service.port: タスクサーバーがデプロイされるポート (HornetQ を使用している場合は 5446)
- jbpm.console.task.service.strategy (デフォルト HornetQ)
- JMSTaskClient.connectionFactory (デフォルトなし): JMS のみを対象とする接続ファクトリの JNDI 名
- JMSTaskClient.acknowledgeMode (デフォルトなし): JMS のみを対象とする応答確認 (AM) モード
- JMSTaskClient.transactedQueue (デフォルトなし): JMS のみを対象とするトランザクションキューの名前
- JMSTaskClient.queueName (デフォルトなし): JMS のみを対象とするキューの名前
- JMSTaskClient.responseQueueName (デフォルトなし): JMS のみを対象とする応答キューの名前
- guvnor.protocol (デフォルト http)
- guvnor.host (デフォルト localhost:8080)
- guvnor.subdomain (デフォルト drools-guvnor)
- guvnor.usr (デフォルト admin)
- guvnor.pwd (デフォルト admin)
- guvnor.packages (Guvnor からロードするパッケージをコンマで区切った一覧。パッケージが指定されていない場合は、全パッケージが表示されます。表示対象のパッケージが指定されている場合は、指定のパッケージのみが表示されることを忘れないでください)。
- guvnor.connect.timeout (デフォルト 10000)
- guvnor.read.timeout (デフォルト 10000)
- guvnor.snapshot.name (デフォルト LATEST): 使用するスナップショットを指定する任意のプロパティです。
注記
このファイルに含まれるパスワードとユーザー名は、
jboss-as/server/production/deploy/jboss-brms.war/WEB-INF/components.xml
の認証情報と一致する必要があります。認証情報がどちらか一方で変更された場合、どちらの場所にある情報も変更する必要があります。
コンソールの複数のインスタンスやコンソールにアタッチされているプロセスエンジンが永続データベースで同じデータを共有できるようにするため、Business Central コンソールのクラスタリングが可能です。コンソールのクラスタリングをすると、クラスター全体に利用可能なプロセスを拡張し、クラスター内のノードに問題が発生した場合でもフェールオーバーが必ず行われるようにします。詳細は 『BRMS スタートガイド』を参照してください。