9.2.3. トラザクションコーディネーターあるいはトランザクションマネージャーについて

Enterprise Application Platform のトランザクションでは、トランザクションコーディネータートランザクションマネージャーはいずれも同意で使える場合がほとんどです。通常、トランザクションコーディネーターという表現は分散トランザクションに対して使用されます。
JTA トランザクションでは、トランザクションマネージャーは Enterprise Application Platform で実行され、2相コミットのプロトコルにてトランザクションの参加者と通信します。
トランザクションマネージャーはトランザクションの参加者に対して、別のトランザクションパーティパントの結果に従い、データをコミットするか、ロールバックするか指示を出します。こうすることで、確実にトランザクションが ACID 基準に準拠するようにします。
JTS トランザクションでは、トランザクションコーディネーターは別サーバーにある各種トランザクションマネージャー同士のやり取りを管理します。