9.5. RPM インストールへのパッチ適用
概要
JBoss パッチは、zip (全製品) と RPM (製品のサブセット) の 2 つの形式で配布されます。このタスクでは、RPM 形式でパッチをインストールするのに実行する必要がある手順を示します。
要件
- Red Hat Network への有効なサブスクリプション。
- RPM パッケージでインストールされた JBoss 製品の現在のサブスクリプション。
手順9.6 RPM 形式で JBoss 製品へパッチを適用する
JBoss 製品のセキュリティー更新はエラータによって提供されます (zip および RPM)。エラータは、解決された欠陥、それらの深刻度、影響する製品、欠陥の詳細、およびパッチへの参照のリストをカプセル化します。
JBoss 製品の RPM ディストリビューションでは、更新済みの RPM パッケージへの参照がエラータに含まれます。
yum
を使用して、パッチをインストールすることが可能です。
警告
パッチをインストールする前に、JBoss 製品とカスタマイズされた設定ファイルをすべてバックアップする必要があります。
- JBoss watch メーリングリストにサブスクライブするか、JBoss watch メーリングリストのアーカイブを閲覧して、セキュリティーパッチに関する情報を入手します。
- エラータを読んでセキュリティーパッチに関する情報を取得し、使用環境の JBoss 製品に適用されることを確認します。
- セキュリティーパッチが使用環境の JBoss 製品に適用される場合は、リンク先よりエラータに含まれている更新済みの RPM パッケージをダウンロードします。
- パッチをインストールするには、以下のコマンドまたは同様のコマンドを実行します。
yum update
重要
RPM インストールを更新する場合、JBoss 製品は RPM でリリースされた修正で累積的に更新されます。
結果
RPM 形式を使用して JBoss 製品に最新の更新が適用されます。