11.9.4. 標準のロール

JBoss EAP 6 は、Monitor、Operator、Maintainer、Deployer、Auditor、Administrator、および SuperUser の 7 つの事前定義されたユーザーロールを提供します。各ロールは特定のユースケース向けに設定されており、異なるパーミッションセットを持ちます。Monitor、Operator、Maintainer、Administrator、および SuperUser ロールは、それぞれ前のレベルのロールから継承したパーミッションと追加のパーミッションを持ちます。Auditor および Deployer ロールはそれぞれ Monitor および Maintainer ロールに似ていますが、特別なパーミッションおよび制限が追加されています。
Monitor

Monitor ロールのユーザーは、最も少ないパーミッションを持ち、現在の設定およびサーバーの状態のみを読み取りできます。これは、サーバーのパフォーマンスを追跡し、報告する必要があるユーザー向けのロールです。

Monitor はサーバー設定を変更したり、機密データおよび操作にアクセスしたりできません。
Operator

Operator ロールは、サーバーのランタイム状態を変更する機能を追加して、Monitor ロールを拡張します。これにより、Operator はサーバーをリロードおよびシャットダウンでき、JMS 宛先を一時停止および再開できます。Operator ロールは、アプリケーションサーバーの物理または仮想ホストを管理するユーザーに向いており、必要時にサーバーが正しくシャットダウンおよび再起動されるようにします。

Operator はサーバー設定を変更したり、機密データおよび操作にアクセスしたりできません。
Maintainer

Maintainer ロールは、機密データおよび操作以外のすべての設定と、ランタイム状態を表示および変更できます。Maintainer ロールは、機密データおよび操作へアクセスできない汎用のロールです。Maintainer ロールは、パスワードやその他の機密情報へのアクセス権限を付与せずに、ユーザーがサーバーをほぼ完全に管理できるようにします。

Maintainer は機密データまたは操作へアクセスできません。
Administrator

Administrator ロールは、監査ロギングシステムを除くサーバー上のすべてのリソースおよび操作へ無制限にアクセスできます。Administrator ロールは、機密のデータおよび操作へアクセスできます。このロールはアクセス制御システムも設定できます。Administrator ロールは、機密データを処理する場合や、ユーザーとロールを設定する場合のみ必要です。

Administrator は監査ロギングシステムへアクセスできず、Administrator 自身を Auditor または SuperUser ロールへ変更できません。
SuperUser

SuperUser ロールには制限がなく、監査ロギングシステムを含むサーバーのすべてのリソースおよび操作へ完全にアクセスできます。このロールは、以前のバージョンの JBoss EAP 6 (6.0 および 6.1) での管理者ユーザーと同等です。RBAC が無効である場合、すべての管理ユーザーは SuperUser ロールと同等のパーミッションを持ちます。
Deployer

Deployer ロールは Monitor と同じパーミッションを持ちますが、デプロイメントの設定や状態を変更でき、アプリケーションリソースとして有効になっている他のリソースタイプも変更できます。
Auditor

Auditor ロールは Monitor ロールと同じパーミッションを持ちますが、機密データを表示でき (変更はできません)、監査ロギングシステムへ完全にアクセスできます。Auditor ロールは SuperUser ロール以外で唯一監査ログインシステムへアクセスできるロールです。

Auditor は機密データやリソースを変更できません。読み取りのみが許可されます。

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