14.6.6. サイズログハンドラープロパティー
表14.12 サイズログハンドラープロパティー
プロパティー | データタイプ | 説明 |
---|---|---|
append | ブール値 |
true に設定された場合、このハンドラーが書き込んだすべてのメッセージがファイル (すでに存在する場合) に追加されます。false に設定された場合、アプリケーションサーバーが起動されるたびに、新しいファイルが作成されます。append の変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
|
autoflush | ブール値 |
true に設定された場合は、受信直後にハンドラーにより割り当てられたファイルに送信されます。autoflash の変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
|
encoding | 文字列 |
出力に使用する文字エンコーディングスキーム。
|
formatter | 文字列 |
このログハンドラーで使用するログフォーマッター。
|
level | 文字列 |
ログハンドラーが記録するログメッセージの最大レベル。
|
name | 文字列 |
このログハンドラーの一意の ID。
|
file | オブジェクト |
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、
relative-to と path の 2 つの設定プロパティーがあります。
|
relative-to | 文字列 |
ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログファイルが書き込まれるディレクトリーです。ここでは、ファイルパス変数を指定できます。
jboss.server.log.dir 変数はサーバーの log/ ディレクトリーを示します。
|
path | 文字列 |
ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログメッセージが書き込まれるファイルの名前です。これは、完全パスを決定するために、
relative-to プロパティーの値に追加されます。
|
rotate-size | Integer |
ログファイルがローテーションされる前に到達できる最大サイズ。数字に追加された単一文字はサイズ単位を示します。バイトの場合は
b 、キロバイトの場合は k 、メガバイトの場合は m 、ギガバイトの場合は g になります。たとえば、50 メガバイトの場合は、50m になります。
|
max-backup-index | Integer |
保持されるローテーションログの最大数です。この数字に達すると、最も古いログが再利用されます。
|
enabled | ブール値 | true に設定された場合、ハンドラーが有効になり、通常とおり機能します。false に設定された場合、ログメッセージの処理時にハンドラーが無視されます。
|
filter-spec | 文字列 |
フィルターを定義する式の値。式
not(match("JBAS.*")) はパターンに一致しないフィルターを定義します。
|
rotate-on-boot | ブール値 | true に設定されると、新しいログファイルがサーバーの起動時に作成されます。デフォルト値は false です。
|