19.6. Apache mod_jk

19.6.1. Apache mod_jk HTTP コネクター

Apache mod_jk は互換性を維持するために必要となるユーザー向けに提供される HTTP コネクターです。Apache mod_jk は JBoss Web Container に含まれる jboss-eap-native-webserver-connectors の一部で、ロードバランシングを提供します。サポートされるプラットフォームについては https://access.redhat.com/site/articles/111663 を参照してください。mod_jk コネクターは Apache によって維持管理され、ドキュメントは http://tomcat.apache.org/connectors-doc/ にあります。
JBoss EAP 6 は Apache HTTP プロキシサーバーからのワークロードを許可します。プロキシサーバーは Web フロントエンドからのクライアント要求を許可し、ワークを参加する JBoss EAP 6 サーバーへ渡します。スティッキーセッションが有効な場合、同じクライアント要求は常に同じ JBoss EAP 6 サーバーに送信されます (同じサーバーが使用できない場合を除く)。
JBoss mod_cluster HTTP コネクターとは異なり、Apache Apache mod_jk HTTP コネクターはサーバーまたはサーバーグループ上のデプロイメントの状態を認識しないため、状況に応じてワークを送信する環境に対応できません。
mod_jkmod_cluster と同様に AJP 1.3 プロトコル上で通信します。

注記

mod_clustermod_jk よりも高度なロードバランサーです。 mod_clustermod_jk の全機能と追加機能を提供します。mod_cluster の詳細については、mod_cluster HTTP コネクター 」 を参照してください。

次の手順: JBoss EAP 6 インスタンスを設定し mod_jk ロードバランシンググループに参加します。