3.5.10. 管理 CLI コマンドのリファレンス
前提条件
概要
トピック「「管理 CLI でのヘルプの取得」」では、一般オプションおよび状況依存オプションとのヘルプダイアログを含む管理 CLI ヘルプ機能にアクセスする方法について説明しています。ヘルプコマンドは、操作コンテキストに依存し、スタンドアロンまたはドメインコントローラへの確立された接続を必要とします。接続が確立されない限り、これらのコマンドはリストに表示されません。
表3.3
コマンド | 説明 |
---|---|
batch | 新しいバッチを作成してバッチモードを開始するか、既存の保留中のバッチに応じて、バッチを再びアクティベートします。保留中のバッチがない場合は、引数なしで呼び出されたこのコマンドによって新しいバッチが開始されます。名前がない保留中のバッチがある場合は、このコマンドによってそのバッチが再びアクティベートされます。名前がある保留中のバッチがある場合は、保留中のバッチの名前を引数にしてこのコマンドを実行することにより、これらのバッチをアクティベートできます。 |
cd | 現在のノードパスを引数に変更します。現在のノードパスはアドレス部分を含まない操作要求のアドレスとして使用されます。操作要求にアドレスが含まれる場合、そのアドレスは現在のノードパスに対して相対的であると見なされます。現在のノードパスは node-type で終わることがあります。その場合は、logging:read-resource などの node-name を指定すれば操作を実行できます。 |
clear | 画面を消去します。 |
command | 新しいタイプコマンドを追加し、既存の汎用タイプコマンドを削除およびリストできます。汎用タイプコマンドは、特定のノードタイプに割り当てられたコマンドであり、そのタイプのインスタンス向けの操作を実行可能にします。また、既存インスタンスのタイプにより公開された任意のプロパティーを変更することもできます。 |
connect | 指定されたホストおよびポートのコントローラに接続します。 |
connection-factory | 接続ファクトリーを定義します。 |
data-source | データソースサブシステムで JDBC データソース設定を管理します。 |
deploy | ファイルパスで指定されたアプリケーションをデプロイするか、リポジトリーで無効になっている既存のアプリケーションを有効にします。引数なしで実行された場合、既存のデプロイメントすべてがリストされます。 |
help | ヘルプメッセージを表示します。該当するコマンドの状況依存の結果を提供するには、--commands 引数とともに使用します。 |
history | メモリー内の CLI コマンド履歴を表示し、履歴拡張が有効または無効であるかを表示します。必要に応じて履歴拡張をクリア、無効、および有効にするには、引数とともに使用します。 |
jms-queue | メッセージングサブシステムで JMS キューを定義します。 |
jms-topic | メッセージングサブシステムで JMS トピックを定義します。 |
ls | ノードパスの内容をリストします。デフォルトでは、ターミナルの幅全体を使用して結果が列に出力されます。-l スイッチを使用すると、1 行ごとに 1 つの名前で結果が出力されます。 |
pwd | 現在の作業ノードの完全ノードパスを出力します。 |
quit | コマンドラインインターフェースを終了します。 |
read-attribute | 値を表示し、引数によっては管理されたリソースの属性の詳細も表示します。 |
read-operation | 指定された操作の詳細を表示します。指定がない場合は使用できる操作をすべて表示します。 |
undeploy | 目的のアプリケーションの名前で実行された場合にアプリケーションをアンデプロイします。リポジトリーからアプリケーションを削除するには引数とともに使用します。アプリケーションを指定せずに実行すると、既存のデプロイメントすべてをリストします。 |
version | アプリケーションサーバーバージョンと環境情報を出力します。 |
xa-data-source | データソースサブシステムで JDBC XA データソース設定を管理します。 |