14.6.5. 周期ログハンドラープロパティー
表14.11 周期ログハンドラープロパティー
プロパティー | データタイプ | 説明 |
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append | ブール値 | true に設定された場合、このハンドラーが書き込んだすべてのメッセージがファイル (すでに存在する場合) に追加されます。false に設定された場合、アプリケーションサーバーが起動されるたびに、新しいファイルが作成されます。append に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
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autoflush | ブール値 | true に設定された場合は、受信直後にハンドラーにより割り当てられたファイルに送信されます。autoflush に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
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encoding | 文字列 |
出力に使用する文字エンコーディングスキーム。
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formatter | 文字列 |
このログハンドラーで使用するログフォーマッター。
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level | 文字列 |
ログハンドラーが記録するログメッセージの最大レベル。
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name | 文字列 |
このログハンドラーの一意の ID。
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file | オブジェクト |
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、
relative-to と path の 2 つの設定プロパティーがあります。
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relative-to | 文字列 |
ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログファイルが含まれるディレクトリーです。ここでは、ファイルパス変数を指定できます。
jboss.server.log.dir 変数はサーバーの log/ ディレクトリーを参照します。
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path | 文字列 |
ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログメッセージが書き込まれるファイルの名前です。これは、完全パスを決定するために、
relative-to プロパティーの値に追加されます。
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suffix | 文字列 |
この文字列はローテーションされたログのファイル名に追加され、ローテーションの周期を決定するために使用されます。この接尾辞の形式では、ドット (.) の後に、
SimpleDateFormat クラスで解析できる date String が指定されます。ログは接尾辞で定義された最小時間単位に基づいてローテーションされます。suffix 属性で許可される最小時間単位は分であることに注意してください。
たとえば、
suffix 値が .YYYY-MM-dd の場合は、ログが毎日ローテーションされます。server.log という名前のログファイルが存在し、suffix 値が .YYYY-MM-dd の場合、2014 年 10 月 20 日にローテーションされたログファイルの名前は server.log.2014-10-19 になります。周期ログハンドラーの場合、接尾辞には最小時間単位の前の値が含まれます。この例では、dd の値は 19 (前日) です。
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enabled | ブール値 | true に設定された場合、ハンドラーが有効になり、通常とおり機能します。false に設定された場合、ログメッセージの処理時にハンドラーが無視されます。
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filter-spec | 文字列 |
フィルターを定義する式の値。式
not(match("JBAS.*")) はパターンに一致しないフィルターを定義します。
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