14.6.4. ファイルログハンドラープロパティー

表14.10 ファイルログハンドラープロパティー

プロパティーデータタイプ説明
level文字列
ログハンドラーが記録するログメッセージの最大レベル。
encoding文字列
出力に使用する文字エンコーディングスキーム。
formatter文字列
このログハンドラーで使用するログフォーマッター。
appendブール値
true に設定された場合、このハンドラーが書き込んだすべてのメッセージがファイル (すでに存在する場合) に追加されます。false に設定された場合、アプリケーションサーバーが起動されるたびに、新しいファイルが作成されます。append に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
autoflushブール値
true に設定された場合は、受信直後にハンドラーにより割り当てられたファイルに送信されます。autoflush に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
name文字列
このログハンドラーの一意の ID。
fileオブジェクト
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、relative-topath の 2 つの設定プロパティーが含まれます。
relative-to文字列
ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログファイルが書き込まれるディレクトリーです。ここでは、JBoss EAP 6 のファイルパス変数を指定できます。jboss.server.log.dir 変数はサーバーの log/ ディレクトリーを示します。
path文字列
ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログメッセージが書き込まれるファイルの名前です。これは、完全パスを決定するために、relative-to プロパティーの値に追加されます。
enabledブール値
true に設定された場合、ハンドラーが有効になり、通常とおり機能します。false に設定された場合、ログメッセージの処理時にハンドラーが無視されます。
filter-spec文字列
フィルターを定義する式の値。式 not(match("JBAS.*")) はパターンに一致しないフィルターを定義します。