24.3. リソースアダプターのデプロイ

リソースアダプターは、管理 CLI ツールまたは Web ベース管理コンソールを使用して JBoss EAP 6 にデプロイできます。また、ファイルを手作業でコピーしてデプロイすることも可能です。プロセスは、他のデプロイ可能なアーティファクトと同じです。

手順24.2 管理 CLI を使用したリソースアダプターのデプロイ

  1. オペレーティングシステムのコマンドプロンプトを開きます。
  2. 管理 CLI へ接続します。
    • Linux の場合は、コマンドラインで以下を入力します。
      $ EAP_HOME/bin/jboss-cli.sh --connect
      $ Connected to standalone controller at localhost:9999
    • Windows の場合は、コマンドラインで以下を入力します。
      C:\>EAP_HOME\bin\jboss-cli.bat --connect
      C:\> Connected to standalone controller at localhost:9999
  3. リソースアダプターをデプロイします。
    • リソースアダプターをスタンドアロンサーバーへデプロイするには、次のコマンドラインを入力します。
      $ deploy path/to/resource-adapter-name.rar
    • リソースアダプターを管理対象ドメインのすべてのサーバーグループにデプロイするには、次のコマンドラインを入力します。
      $ deploy path/to/resource-adapter-name.rar --all-server-groups

手順24.3 管理コンソールを使用したリソースアダプターのデプロイ

  1. 管理コンソールにログインします。「管理コンソールへのログイン」 を参照してください。
  2. 画面上部の Runtime タブをクリックします。Manage Deployments を選択し、Add をクリックします。
  3. リソースアダプターアーカイブを閲覧して選択した後、Next をクリックします。
  4. デプロイ名を検証した後、Save をクリックします。
  5. この時点で、リソースアダプターアーカイブが無効の状態でリストに表示されるはずです。
  6. リソースアダプターを有効にします。
    • ドメインモードでは Assign をクリックします。リソースアダプターを割り当てるサーバーグループを選択します。Save をクリックして終了します。
    • スタンドアロンモードでは、リストからアプリケーションコンポーネントを選択します。En/Disable をクリックします。Are You Sure? ダイアログの Confirm をクリックし、コンポーネントを有効にします。

手順24.4 手作業によるリソースアダプターのデプロイ

  • リソースアダプターアーカイブをサーバーデプロイメントディレクトリーへコピーします。
    • スタンドアロンサーバーの場合、リソースアダプターアーカイブを EAP_HOME/standalone/deployments/ ディレクトリーへコピーします。
    • 管理対象ドメインでは、管理コンソールまたは管理 CLI を使用してリソースアダプターアーカイブをサーバーグループにデプロイする必要があります。