20.11.2. JMS ブリッジの作成

概要

JMS ブリッジはソースの JMS キューまたはトピックからメッセージを消費し、通常は異なるサーバーにあるターゲット JMS キューまたはトピックへ送信します。JMS 1.1 に準拠する JMS サーバーの間でメッセージをブリッジするために使用できます。送信元および宛先の JMS リソースは、JNDI を使用してルックアップされ、JNDI ルックアップのクライアントクラスはモジュールでバンドルされる必要があります。モジュール名は JMS ブリッジ設定で宣言されます。

手順20.2 JMS ブリッジの作成

この手順では、JMS ブリッジを設定して、メッセージを JBoss EAP 5.x サーバーから JBoss EAP 6 サーバーへ移行する方法を示します。
  1. ソース JMS メッセージングサーバーでのブリッジの設定

    サーバータイプに見合った手順を使用して、JMS ブリッジをソースサーバーに設定します。JBoss EAP 5.x サーバーに JMS ブリッジを設定する方法の例は、JBoss EAP 6『移行ガイド』のトピック「JMS ブリッジの作成」を参照してください。
  2. 宛先 JBoss EAP 6 サーバー上のブリッジの設定

    JBoss EAP 6.1 およびそれ以降のバージョンでは、JMS ブリッジを使用して JMS 1.1 に準拠するサーバーからメッセージをブリッジできます。ソースおよびターゲットの JMS リソースは JNDI を使用してルックアップされるため、ソースメッセージングプロバイダーの JNDI ルックアップクラスまたはメッセージブローカーは JBoss モジュールでバンドルされる必要があります。次の手順では、例として架空の「MyCustomMQ」メッセージブローカーが使用されています。
    1. メッセージプロバイダーの JBoss モジュールを作成します。
      1. 新しいモジュール向けに EAP_HOME/modules/system/layers/base/ 下にディレクトリー構造を作成します。main/ サブディレクトリーには、クライアント JAR と module.xml ファイルを格納します。EAP_HOME/modules/system/layers/base/org/mycustommq/main/ は MyCustomMQ メッセージングプロバイダー用に作成されたディレクトリー構造の例になります。
      2. main/ サブディレクトリー内に、メッセージングプロバイダーのモジュール定義が含まれる module.xml ファイルを作成します。MyCustomMQ メッセージプロバイダー用に作成された module.xml の例は次のとおりです。
        <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
        <module xmlns="urn:jboss:module:1.1" name="org.mycustommq">
            <properties>
                <property name="jboss.api" value="private"/>
            </properties> 
        
            <resources>
                <!-- Insert resources required to connect to the source or target   -->
                <resource-root path="mycustommq-1.2.3.jar" />
                <resource-root path="mylogapi-0.0.1.jar" />
            </resources> 
        
            <dependencies>
               <!-- Add the dependencies required by JMS Bridge code                 -->
               <module name="javax.api" />
               <module name="javax.jms.api" />
               <module name="javax.transaction.api"/>
               <!-- Add a dependency on the org.hornetq module since we send         -->
               <!-- messages tothe HornetQ server embedded in the local EAP instance -->
               <module name="org.hornetq" />
            </dependencies>
        </module>
      3. ソースリソースの JNDI ルックアップに必要なメッセージングプロバイダー JAR をモジュールの main/ サブディレクトリーへコピーします。MyCustomMQ モジュールのディレクトリー構造は次のようになるはずです。
        modules/
        `-- system
            `-- layers
                `-- base
                    `-- org
                          `-- mycustommq
                              `-- main
                                  |-- mycustommq-1.2.3.jar
                                  |-- mylogapi-0.0.1.jar
                                  |-- module.xml
    2. JBoss EAP 6 サーバーの messaging サブシステムに JMS ブリッジを設定します。
      1. 設定を行う前に、サーバーを停止し、現在のサーバー設定ファイルをバックアップしてください。スタンドアロンサーバーを実行している場合は、EAP_HOME/standalone/configuration/standalone-full-ha.xml ファイルをバックアップします。管理対象ドメインを実行している場合は、EAP_HOME/domain/configuration/domain.xml ファイルおよび EAP_HOME/domain/configuration/host.xml ファイルを両方バックアップします。
      2. jms-bridge 要素を、サーバー設定ファイルの messaging サブシステムへ追加します。source および target 要素は、JNDI ルックアップに使用される JMS リソースの名前を提供します。user および password クレデンシャルが指定されいると、JMS 接続の作成時に引数として渡されます。
        MyCustomMQ メッセージングプロバイダー用に設定された jms-bridge 要素の例は次のとおりです。
        <subsystem xmlns="urn:jboss:domain:messaging:1.3">
           ...
           <jms-bridge name="myBridge" module="org.mycustommq">
              <source>
                 <connection-factory name="ConnectionFactory"/>
                 <destination name="sourceQ"/>
                 <user>user1</user>
                 <password>pwd1</password>
                 <context>
                    <property key="java.naming.factory.initial" value="org.mycustommq.jndi.MyCustomMQInitialContextFactory"/>
                    <property key="java.naming.provider.url"    value="tcp://127.0.0.1:9292"/>
                 </context>
              </source>
              <target>
                 <connection-factory name="java:/ConnectionFactory"/>
                 <destination name="/jms/targetQ"/>
              </target>
              <quality-of-service>DUPLICATES_OK</quality-of-service>
              <failure-retry-interval>500</failure-retry-interval>
              <max-retries>1</max-retries>
              <max-batch-size>500</max-batch-size>
              <max-batch-time>500</max-batch-time>
              <add-messageID-in-header>true</add-messageID-in-header>
           </jms-bridge>
        </subsystem>
        上記の例では、JNDI プロパティーは sourcecontext 要素に定義されています。上記の target の例のように、context 要素が省略されると、JMS リソースはローカルインスタンスでルックアップされます。

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