20.14.7. レプリケーションに対する HornetQ サーバーの設定

ライブサーバーとバックアップサーバーをレプリケーションのペアとして設定するには、各サーバーの standalone-full-ha.xml ファイルに以下が含まれるように設定します。
<shared-store>false</shared-store>
<backup-group-name>NameOfLiveBackupPair</backup-group-name>
<check-for-live-server>true</check-for-live-server>
.
.
.
<cluster-connections>
   <cluster-connection name="my-cluster">
      ...
   </cluster-connection>
</cluster-connections>

表20.15 HornetQ レプリケーション設定属性

属性説明
shared-store
このサーバーが共有ストアを使用しているかどうか。デフォルト値は false です。
backup-group-name
お互いをレプリケートするライブ/バックアップペアを識別する一意名です。
check-for-live-server
同じノード ID を持つライブサーバーがすでに存在するかチェックするため、レプリケートされたライブサーバーが現在のクラスターを確認するかどうか。
failover-on-shutdown
このバックアップサーバー (バックアップサーバーである場合) が通常のサーバーのシャットダウン時にライブサーバーになるかどうか。デフォルト値は false です。
また、バックアップサーバーはバックアップとして明示的にフラグ付けする必要があります。
<backup>true</backup>

表20.16 HornetQ バックアップサーバー設定属性

属性説明
allow-failback
元のライブサーバーが復旧したときにこのサーバーを自動的にシャットダウンするかどうか。デフォルト値は true です。
max-saved-replicated-journal-size
フェイルバック発生後に保持するバックアップジャーナルの最大数。allow-failback が true である場合のみこの属性が必要となります。デフォルト値は 2 で、ライブサーバーからジャーナルをレプリケートし、再度バックアップとなるようにするため、2 回目のフェイルバック後にバックアップサーバーが再起動されます。