5.6.5. HTTP POST バインディングを使用した SAML v2 ベースの Web SSO の設定

HTTP POST バインディングは、Web ブラウザーベースのSSO に推奨されるバインディングです。

手順5.3 HTTP POST バインディングを使用した SAML v2 ベースの Web SSO の設定

  1. アイデンティティープロバイダー (IDP) を設定します。

    HTTP POST バインディング向けに IDP を設定する手順は、HTTP リダイレクトバインディング向けに IDP を設定する手順と同じです。IDP 設定の詳細は、「HTTP リダイレクトバインディングを使用した SAML v2 ベースの Web SSO の設定」を参照してください。
  2. サービスプロバイダー (SP) の設定

    注記

    HTTP POST バインディング向けに SP を設定する手順は、HTTP リダイレクトバインディング向けに SP を設定する手順と同じですが、context.xml ファイルに違いがあります。
    以下は、IDP バルブの context.xml ファイルの例になります。

    例5.13 IDP バルブの context.xml ファイル設定

    <Context>
      <Valve className="org.picketlink.identity.federation.bindings.tomcat.sp.SPPostFormAuthenticator"
    />
    </Context>
    
    
    SP 設定の詳細は、「サービスプロバイダーの設定」を参照してください。