第10章 管理インターフェースセキュリティー

10.1. 管理インターフェースのセキュア化

概要

テスト環境では、管理コンソール、管理 CLI および他の API 実装で構成される管理インターフェース上で、セキュリティーレイヤーがない状態で JBoss EAP 6 を実行することがよくあります。これにより、開発や設定を迅速に変更できます。

また、デフォルトではサイレント認証モードを使用できるため、ホストマシン上のローカルクライアントはユーザー名またはパスワードを指定せずに管理 CLI に接続できます。この動作は、ローカルユーザーと管理 CLI スクリプトには便利ですが、必要な場合は無効にできます。この手順については、「デフォルトセキュリティーレルムからのサイレント認証の削除」 を参照してください。
本番稼働に移行するために環境のテストおよび準備を開始する場合は、少なくとも以下の方法で管理インターフェースをセキュアにすることが非常に重要です。