9.4.4. デプロイメントスキャナーを使用したスタンドアロンサーバーインスタンスへのアプリケーションの再デプロイ
概要
このタスクでは、デプロイメントスキャナーを使用してデプロイされたスタンドアロンサーバーインスタンスへアプリケーションを再デプロイする方法を説明します。「アプリケーションデプロイメント 」 で説明があるとおり、この方法は開発者の利便性のために保持され、本番稼働環境でのアプリケーション管理には管理コンソールと管理 CLI の方法が推奨されます。
手順9.9 アプリケーションをスタンドアロンサーバーへ再デプロイ
アプリケーションの再デプロイ
デプロイメントスキャナーでデプロイされたアプリケーションを再デプロイするには、3 つの方法があります。これらの方法はデプロイメントサイクルを開始するためにデプロイメントスキャナーをトリガーし、個々の設定に応じて選択できます。マーカーファイルの変更による再デプロイ
マーカーファイルのアクセスと変更タイムスタンプを変更して、デプロイメントスキャナーの再デプロイメントをトリガーします。次の Linux の例では、touch
コマンドが使用されます。例9.3
touch
コマンドを使用した再デプロイ[user@host bin]$
touch
EAP_HOME/standalone/deployments/example.war.dodeploy結果デプロイメントスキャナーは、マーカーファイルの変更を検出し、アプリケーションを再デプロイします。新しい
.deployed
ファイルマーカーは以前のファイルを置き換えます。新しい
.dodeploy
マーカーファイルの作成による再デプロイ新しい.dodeploy
マーカーファイルを作成することにより、デプロイメントスキャナーが再デプロイをトリガーします。「デプロイメントスキャナーを使用したスタンドアロンサーバーインスタンスへのアプリケーションのデプロイ」に記載された手動デプロイメント手順を参照してください。マーカーファイルの削除による再デプロイ
「デプロイメントスキャナーマーカーファイルのリファレンス」で説明されているように、デプロイされたアプリケーションの.deployed
マーカーファイルを削除すると、アンデプロイメントがトリガーされ、.undeployed
マーカーが作成されます。アンデプロイメントマーカーを削除すると、デプロイメントサイクルが再びトリガーされます。詳細については、「デプロイメントスキャナーを使用したスタンドアロンサーバーインスタンスのアプリケーションのアンデプロイ」を参照してください。
結果
アプリケーションファイルが再デプロイされます。